本が好き!のサービスである「本が好き!らぼ 近刊情報サーチ」の中から、本が好き!編集部のメンバーが、独断と偏見とその時の気分で選んだ近刊情報をお届けする「今週の気になる近刊」。
第3弾は東郷が推薦する、リアーン・モリアーティ『死後開封のこと<上・下>』です! なんて謎めいたタイトル!
豪州の売れっ子作家 リアーン・モリアーティ
〈リアーン・モリアーティ プロフィール〉
1966年オーストラリア生まれ。コピーライターとして広告業界でキャリアを積んだのちに2004年から作家に転身し、2003年「Three Wishes(原題)」でデビュー。デビュー作以降、すべての作品がベストセラーという売れっ子作家。
リアーン・モリアーティの名を知ったのは、2018年3月に行われたトークイベント「翻訳者と話そう」がきかっけ。登壇される翻訳者・和爾桃子さんの手掛けられた作品を紹介したときのこと。
『ささやかで大きな嘘〈上・下〉』はオーストラリア作家が書いた、海外の物語、ということを忘れてしまうほど、生き生きとした会話、ママ友、DVなどそのまま日本にも当てはまりそうなリアリティたっぷりなミステリー。
世界で150万部を超え、ニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンが製作総指揮とテレビドラマ初主演を務め、シリーズ化も決定、大きな注目を集めています。
そんなオーストラリアで最も売れている作家モリアーティ。日本ではまだ1作品しか翻訳化されていなかったのですが、間もなく最新作が刊行されます!
翻訳者と話そう×本が好き! 翻訳家・和爾桃子の世界 第四回 【世界と、つながる】リアーン・モリアーティ
英米で200万部のベストセラーが満を持して上陸
『死後開封のこと<上>』
書籍:『死後開封のこと<上>』
(リアーン・モリアーテイ、和爾桃子訳/東京創元社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/265250/
内容紹介
すべてはあの手紙がきっかけだった。夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒。その手紙を見つけたときから、セシリアの幸せな家庭に暗雲がたれこめ始める。そのころテスもまた、夫と従妹が愛し合っているとの告白に動顛していた。テスは息子を連れ実家へ帰るが、そこで出会ったのは殺された娘をいまだ忘れられない老婦人レイチェルだった。開けてはいけない〈パンドラの箱〉を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。
ジャンル:超イヤミス
書籍:『死後開封のこと<下>』
(リアーン・モリアーテイ、和爾桃子訳/東京創元社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/265251/
内容紹介
長年にわたって隠し続けてきた夫の秘密を知ってしまったセシリアは、普段どおりの生活を続けようと苦闘する。逆に故郷へと帰ってきたテスは、そこで夫や子供には言えない秘密を持つことになってしまった。そして老婦人レイチェルは、ついに最愛の娘の殺人犯と思われる男の証拠を手に入れるが……。それぞれの秘密を胸に、それでも懸命に生きようとする三人の女をあざ笑うかのように、運命は衝撃の事件へと、彼女たちを導いていく!
リアーン・モリアーテイ 国内翻訳作品
エミー賞8部門、ゴールデングローブ賞4部門を受賞したTVドラマシリーズの原作
書籍:『ささやかで大きな嘘〈上〉』
(リアーン・モリアーテイ、和爾桃子訳/東京創元社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/247041/
書籍:『ささやかで大きな嘘〈下〉』
(リアーン・モリアーテイ、和爾桃子訳/東京創元社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/247042/
日本ではまだ知名度は高くないけれど、海外では大人気作家のモリアーテイ。
「豪州の湊かなえ」とも称されるそうです。
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