あの人を偲ぶ・『火垂るの墓』や『かぐや姫の物語』などのスタジオジブリ・高畑勲監督

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『火垂るの墓』や『かぐや姫の物語』など数々の名作を世に送り出した名監督・高畑勲さんが2018年4月5日に亡くなりました。

あの宮﨑駿の先輩で、スタジオジブリにも参加。宮﨑駿に生涯影響を与え続けた監督で、宮﨑駿がファンタジー作品だとすれば高畑勲はリアリティ作品という対比で語られることもあります。上記作品のほかにも『じゃりン子チエ』、『セロ弾きのゴーシュ』といった作品を監督し、『アルプスの少女ハイジ』では演出、『風の谷のナウシカ』ではプロデューサーを努めました。

緻密な生活描写と真に迫る演出で我々に深い感動をもたらした高畑勲さんの著作の本が好き!レビューを集めてみました。

高畑勲監督の遺作

かぐや姫の物語

書籍:かぐや姫の物語
(角川書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/210919/

ピックアップ書評(風竜胆さん)

静寂な天上界より、命の鼓動に溢れる下界の方がずっと素晴らしいのです。

***** 追悼:高畑勲監督 *****

我が国の「ものがたり」文学としての原点である「竹取物語」。これを高畑勲監督がジブリ流に解釈をして映像化した、「かぐや姫の物語」。本書は、その脚本を基に、ノベライズされたものである。

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『かぐや姫の物語』の元ネタかも

十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの

書籍:十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの
(徳間書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/216345/

ピックアップ書評(ufitさん)

随所に付けられている解説を読みながら絵巻物を眺めていくだけでも充分楽しめ、かつ様々な工夫が凝らされていることが分かって興味深い。

スタジオジブリに所属する有名なアニメーション監督による、12世紀に描かれた絵巻物作品がいかに現代のアニメや漫画に通じる手法が用いられていたかを絵巻物のカラーグラビアとともに解説している本。……続きを読む

名監督の頭の中

映画を作りながら考えたこと

書籍:映画を作りながら考えたこと
(徳間書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/24250/

ピックアップ書評(有坂汀さん)

本書はアニメーション監督、高畑勲が『映画を作りながら考えたこと』です。これを読みながら高畑勲監督が手がけたアニメの数々は、自分の精神形成に大きな影響を与えているということを改めて知りました。

『アルプスの少女ハイジ』 『母をたずねて三千里』 『赤毛のアン』『じゃりン子チエ』…。こうして高畑勲監督の手がけたアニメーションを並べてみるとスタジオジブリで製作したもの意外でも、自分の精神形成にものすごく影響を受けているということを改めて本書を読んで理解しました。……続きを読む

何度も泣かされたスタジオジブリの高畑勲作品を本から楽しんでみるのも一興ですよ。ぜひ読んで本の感想は、本が好き!へ投稿してみてくださいね。

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(和氣)

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