イギリスの理論物理学者スティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士が2018年3月14日に亡くなりました。
ブラックホールなど宇宙に関わることに興味がある方なら一度は聞いたことがあると思います。現代宇宙論に大きな影響を及ぼす学者でありながら、同時に宇宙や科学の世界をエキサイティングな筆致で紹介してくれるサイエンスライターとしての一面も持っています。
特に1988年に出版され、1989年には日本語版も出た『ホーキング、宇宙を語る』は世界で1000万部以上も売れているベストセラーです。
世界的に有名な物理学者であるホーキング博士の著作を本が好き!レビューとともに紹介します。
最も有名な宇宙論の本
最も有名な宇宙論の本と言っても過言ではないでしょう。
ホーキング、宇宙を語る
書籍:『ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで』
(早川書房)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/177834/
ピックアップ書評(サンペーリさん)
「現代神話の語り部」による、科学に裏打ちされた宇宙創世記。……続きを読む
ホーキング、その人の自伝
ホーキング、自らを語る
書籍:『ホーキング、自らを語る』
(あすなろ書房)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/216345/
ピックアップ書評(祐太郎さん)
2014年現在、世界で一番有名な科学者が自らを語った!イギリス社会の一面も見える1冊……続きを読む
実は児童書も書いていたホーキンス
宇宙への秘密の鍵
書籍:『宇宙への秘密の鍵』
(岩崎書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/59973/
ピックアップ書評(茉莉さん)
宇宙につながる「どこでもドア」(?)……続きを読む
そのほかも宇宙をのことを楽しく知ることができる本ばかりです。もし良ければぜひ読んで本の感想は、本が好き!へ投稿してみてくださいね。
会員登録はこちらから。
■関連記事
・あの人を偲ぶ:不朽のファンタジー小説「ゲド戦記」作家、アーシュラ・K・ル=グウィン
・あの人を偲ぶ:ロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキー
・あの人を偲ぶ:『苦海浄土 わが水俣病』作家・石牟礼道子さん2月10日に逝去
・あの人を偲ぶ:没後80年。チェコを代表する作家、カレル・チャペック
(和氣)