【本が好き!ランキング】今週の1位は新潮クレストブックスから『あなたはひとりぼっちじゃない』とあの伝説的アニメに迫った『ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々』の2作!

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こんにちは。本が好き!編集部の和氣です。

2018年8月20日~2018年8月26日の人気書評ランキングを発表します。

1位
あなたはひとりぼっちじゃない 新潮クレストブックス
書籍:あなたはひとりぼっちじゃない 新潮クレストブックス
(アダム・ヘイズリット/新潮社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:34
書評掲載日:2018-08-20 06:48:56
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/249845/review/209341/

ページをめくるたびに胸がぎゅっと締めつけられる。登場するあの人この人に、あなたはひとりじゃないと言ってあげたくなると同時に、ひとりぼっちなのはあなただけじゃないと私の心のどこかで誰かがつぶやく。

一人でいるときはもちろん周囲に人がいるときでさえ人は誰しも孤独を感じるときがある。

いやむしろ、自分にとってとても大切な誰かと一緒にいるときに感じる孤独の方がひとりぼっちでいるときよりもいっそう淋しいものかもしれない。……続きを読む

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1位
ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々
書籍:ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々
(ちばかおり/岩波書店)
レビュアー:はるほんさん 得票数:34
書評掲載日:2018-08-21 20:54:32
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/246791/review/210741/

子どもたちが初めて訪れた外国──「アルプスの少女ハイジ」。

春頃だったか、亡くなった高畑監督の追悼でハイジの一挙放送があった。
見るつもりはなかったのがつい引き込まれ、最後まで見てしまった。
話の筋もほぼ知っていると言うのに。……続きを読む

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3位
月と六ペンス
書籍:月と六ペンス
(サマセットモーム/新潮社)
レビュアー:BOOKSHOP LOVERさん 得票数:32
書評掲載日:2018-08-22 17:46:48
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/216395/review/210831/

本書を読む前はちゃんと楽しめるかどうか不安だったのだが幸運なことにそれは杞憂に終わったのであった。

埼玉県朝霞市にチエノワブックストアという書店がある。駅ビルにあり街の本屋という属性を活かしながらも、お土産になるような本をオシャレに展示販売したりブックカバーコンテストを開催したりするなど、様々な試みを行なっている老舗書店だ。……続きを読む

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4位
洗濯屋三十次郎
書籍:洗濯屋三十次郎
(野中ともそ/光文社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:31
書評掲載日:2018-08-22 06:12:20
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/268299/review/210766/

人生には、抜かなくてもいい染みもある。

中島クリーニング店は、横浜の小さな商店街にある。創業歴こそ50年以上だが、お得意様は近所の住人ばかりというささやかな店だ。店長の中島三十次郎(29歳独身)は先代の次男である。つい先日までサラリーマンだった彼は、海外へ移住した兄に強制的に後を任された。……続きを読む

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4位
人形の旅立ち
書籍:人形の旅立ち
(長谷川摂子/福音館書店)
レビュアー:ぱせりさん 得票数:31
書評掲載日:2018-08-20 08:04:48
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/267766/review/209655/

日常の風景のなかに、空気の中に、ふっと混ざりこむもの。

戦争が終わってもうすぐ十年になろうか、という頃。日本海に近い小さな町の春から秋の初めまでの七つの物語。
「わたし」ことなおちゃんは、当時九歳だった。
祖父母がいて、お手伝いさんがいる大家族、兄弟姉妹五人の真ん中でなおちゃんは育つ。……続きを読む

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4位
国宝 (上下) 青春篇・花道篇
書籍:国宝 (上下) 青春篇・花道篇
(吉田修一/朝日新聞出版)
レビュアー:ことなみさん 得票数:31
書評掲載日:2018-08-19 22:48:14
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/268079/review/210630/

天賦の才能に恵まれながらも、より高みを目指す、運命と宿命を背負った男の、感動の物語. #NetGalley.jp

華やかな長崎任侠の世界の新年を祝う宴会で起きる、権力争いの抗争シーンから幕を開ける。その時、大親分立花権五郎には息子喜久雄がいた。戦いに負けて親分を亡くした組は崩壊し、喜久雄はつてをたどって大阪の歌舞伎役者花井半二郎に預けられる。そこには花井半弥の名を継いだ息子の俊介がいた。……続きを読む

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7位
クリック? クラック!
書籍:クリック? クラック!
(エドウィージ・ダンティカ/五月書房新社)
レビュアー:darklyさん 得票数:30
書評掲載日:2018-08-22 09:16:02
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/267425/review/209562/

カリブ海の青は悲しみの色なのか。

ハイチはもちろん、カリブの文学を読むのは初めてです。ハイチというと植民地から独立した国ということと、ヴードゥ教とゾンビ、これが私の知識のすべてでした。
本書はハイチの人々の民話、それも悲しい話が多い民話集です。……続きを読む

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7位
遭難信号 (創元推理文庫)
書籍:遭難信号 (創元推理文庫)
(キャサリン・ライアン・ハワード/東京創元社)
レビュアー:マックさん 得票数:30
書評掲載日:2018-08-20 16:30:24
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/267029/review/208921/

漆黒の波間を漂う主人公。すぐ傍には豪華客船。頭上には救助ヘリ。あぁ、なんて素敵な設定、と思いきや・・・・・・

主人公アダムは豪華客船から夜の海へ落下し、漆黒の波間に“彼”を見付ける。
その時、頭上の救助ヘリからアダムを救うべく救助隊員が下りてきた。
その救助隊員の問う「他に誰かいるのを見たんですか?」の問いに、アダムは逡巡しつつも「見ていない」と答える。……続きを読む

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7位
絵を読み解く 絵本入門
書籍:絵を読み解く 絵本入門
(藤本朝巳、生田美秋/ミネルヴァ書房)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:30
書評掲載日:2018-08-22 09:14:46
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/267717/review/209981/

常々「絵本のレビューは難しい」と思っていたので、勉強のつもりで手にしたのだが……これはねえ!目から鱗がボロボロ落ちたよ!おまけに紹介されている本がどれも面白そうで……ついついあれこれ手が伸びる!

昔から絵本が好きだ。
それはもちろん“子どもの頃から”という意味でもあるが、
“大人になってからもずっと”という意味でもある。……続きを読む

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7位
遠い音
書籍:遠い音
(フランシス・イタニ/新潮社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:30
書評掲載日:2018-08-24 17:38:26
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/266903/review/210945/

幼い頃に聴力を失った女性を取り巻く静寂と、戦場にとどろく爆音と叫び声。対極の世界を行き来して描き出される、美しい心の風景。

第一次世界大戦の時代に、カナダで生まれたひとりの女性の半生記である。人の心に存在する美しいものを、静かに、力強く描き上げている。……続きを読む

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11位
神のふたつの貌
書籍:神のふたつの貌
(貫井徳郎/文藝春秋)
レビュアー:ことなみさん 得票数:29
書評掲載日:2018-08-22 08:48:30
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/21718/review/210798/

ぼくは神の存在を確かめたかった。

特にこの作者のものを全部読みたいと思っているわけではなくて、前に読んだ「慟哭」が頭に残っていたので買ってきた。
読み始めてこれは困ったなと思った。……続きを読む

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11位
13・67
書籍:13・67
(陳浩基/文藝春秋)
レビュアー:ぽんきちさん 得票数:29
書評掲載日:2018-08-23 21:24:30
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/257343/review/210883/

香港という特異な土壌に生まれ育った複雑な捜査官、そして犯罪者たち。

香港を舞台とした連作ミステリ。6編の中編を含む。
タイトルの「13・67」とは2013年~1967年の意で、タイトルが表すように、各編は、それぞれ、2013年、2003年、1997年、1989年、1977年、1967年の事件を中心に描かれ、徐々に時代を遡っていく。……続きを読む

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13位
ニッポン駄菓子工場
書籍:ニッポン駄菓子工場
(Beretta/雷鳥社)
レビュアー:薄荷さん 得票数:28
書評掲載日:2018-08-21 07:24:29
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/264375/review/210694/

書名にだまされてはいけません。本を買う前に中身を確認しましょう。

駄菓子に対する愛の無さに、ビックリさせられる大変稀有な本です。
その驚きとともに書いているこのレビューは、いつも以上に感想文テイストになってしまいました。……続きを読む

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13位
とらのゆめ (こどものとも傑作集)
書籍:とらのゆめ (こどものとも傑作集)
(タイガー立石/福音館書店)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:28
書評掲載日:2018-08-23 06:37:25
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/183928/review/210378/

ぐう ぐう ぐう とらきちの ゆめの せかいに びっくりだ

先日、献本でいただいた『絵を読み解く絵本入門』で
現代日本の作品として紹介されていた1冊。……続きを読む

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13位
ウィステリアと三人の女たち
書籍:ウィステリアと三人の女たち
(川上未映子/新潮社)
レビュアー:Kuraraさん 得票数:28
書評掲載日:2018-08-20 00:09:41
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/263832/review/210621/

切ない風味が増すほど美しく

足元が不安定、おぼつかない足取りでゆらゆらと歩いていると突如行き先が煙で白くなりパッと消えてしまった。
とても抽象的な表現になってしまいましたが、これがわたしの川上作品のファーストインプレッション。……続きを読む

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