【本が好き!ランキング】今週の1位はアニメ化もされたエンタメ小説 酒見賢一『後宮小説』!!

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こんにちは。本が好き!編集部の和氣です。

2018年8月13日~2018年8月19日の人気書評ランキングを発表します。

1位
後宮小説
書籍:後宮小説
(酒見賢一/新潮社)
レビュアー:efさん 得票数:34
書評掲載日:2018-08-15 05:44:27
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/10142/review/210277/

な、なんと! こ、これは史上最低の戦いだぁ…(゚д゚lll)

地上のどっかにある中国っぽい国。
そこの皇帝が腹上死しました(だから後に諡して腹宗なんて名前をつけられたわけなんですが)。
帝位は弱冠17歳の皇太子に継がれたわけなのですが、そうなると後宮も新たに作り直しになります。
宦官たちは、それぞれ地方に散って後宮に入れる宮女候補を探しにかかります。……続きを読む

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2位
ガラスの梨 ちいやんの戦争
書籍:ガラスの梨 ちいやんの戦争
(越水利江子/ポプラ社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:33
書評掲載日:2018-08-15 06:52:53
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/266624/review/210129/

戦後70年以上がたち、子どもたちはもちろんその親の世代でさえも、実際に戦争を体験した世代の話に直接耳を傾ける機会はなかなかないのではなかろうか。だからこそ、そして今だからこそ、お薦めしたい1冊だ。

読み始めたばかりの本から顔をあげて、私はたまたまそばにいた両親に訊ねた。
「昭和16年、幾つだった?」
作家生活25周年を迎えたという著者が、実のお母さんをモデルに書き上げたという物語は、昭和16年、国民学校の3年生だった笑生子(えいこ)が2歳年下の弟の春男とともに、一匹の子犬を飼い始めるシーンから始まる。……続きを読む

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3位
モンスターズ: 現代アメリカ傑作短篇集
書籍:モンスターズ: 現代アメリカ傑作短篇集
(B・J・ホラーズ、古屋美登里/白水社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:31
書評掲載日:2018-08-15 15:57:07
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/220590/review/210299/

おなじみの怪物もロックを愛する蛾男も。モンスターの姿を借りて描かれる人間的なあれこれが、心にさざ波をたてるアンソロジー。

表紙の怪物たちがとってもチャーミングな、モンスター・アンソロジーである。吸血鬼やゾンビなどお馴染みさんたち、悲しき女性ゴジラや勤勉な泥人間なども登場する短編小説と、ロックンロールにハマった蛾男の漫画を入れて全部で16篇。モンスターと言っても、主役を担う面々の大半は人間だ。……続きを読む

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4位
行ってはいけない!! 危険な絶景
書籍:行ってはいけない!! 危険な絶景
(/竹書房)
レビュアー:あかつきさん 得票数:30
書評掲載日:2018-08-14 06:28:56
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/247473/review/172982/

寧ろ行きたい!! 危険な絶景

最近サイトで「言ってはいけない」なんとか本が盛り上がっていますけれど,焼き粉は「行ってはいけない」ですわよ.

第一章 高所の絶景
一番面白かったのは「フサニ村の吊り橋(パキスタン)」かな。
「吊り橋」を名乗る物は多いが、真に「吊られている」だけの橋は少ない。
世の中の自称「吊り橋」共よ、括目し恥じ入るがよい!……続きを読む

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5位
うかれ女島
書籍:うかれ女島
(花房観音/新潮社)
レビュアー:darklyさん 得票数:29
書評掲載日:2018-08-15 21:02:41
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/265884/review/210018/

東電OLの心理に迫る怪作。しかし男から見た女性は永遠の謎。逆もまたしかり。

この作者の小説は初めてで、内容も全く知りませんでしたが、ジャケットのカラヴァッジョ「法悦のマグダラのマリア」や「うかれ女島」という題名で売春をテーマにしていることだけは分かりました。「うかれ女島」をネットで調べてみると三重県の渡鹿野島がそのモデルのようです。……続きを読む

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5位
痕跡本の世界: 古本に残された不思議な何か
書籍:痕跡本の世界: 古本に残された不思議な何か
(古沢和宏/筑摩書房)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:29
書評掲載日:2018-08-13 08:56:56
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/229067/review/210160/

私が読んだ本は、立派な痕跡本?

古本屋で買った本に、たまに線が引いてあったり、書き込みがされているとイラッとする。線や書き込みは、それを行った本人には役に立つのだろうが、人がやったものは、単に汚らしいだけだ。ネット書店で買った場合は、まずそんなことはなかったが、実店舗では、気が付かないまま買ってしまうことがたまにある。……続きを読む

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7位
雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方
書籍:雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方
(田中修/中央公論新社)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:28
書評掲載日:2018-08-17 09:06:37
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/76331/review/210375/

たかが雑草、されど雑草!

身の回りでよく見ることができる植物、一般には雑草と呼ばれるものについて解説したものである。本の構成は以下の通り。

第1章 春を彩どる雑草たち
第2章 初夏に映える緑の葉っぱ
第3章 夏を賑わす雑草たち
第4章 秋を魅せる花々と葉っぱ
第5章 秋の実りと冬の寒さの中で……続きを読む

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7位
ぼくの兄の場合 (エクス・リブリス)
書籍:ぼくの兄の場合 (エクス・リブリス)
(ウーヴェ・ティム/白水社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:28
書評掲載日:2018-08-13 06:12:27
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/267272/review/209716/

ナチ・ドイツの武装親衛隊員としてウクライナに赴き、19歳の若さで戦死した兄の日記を軸に語られる物語は、戦争とはなにか、家族とはなにかを繰り返し問うオートフィクション。

オートフィクションというのだそうだ。
自伝のように作者と語り手が同一人物で作者もその兄も実名で登場するこの物語は、実際にあった出来事を元にしてかかれ、エッセイのような語り口ではあるがフィクション(小説)だ。……続きを読む

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9位
太宰府天満宮の謎―菅原道真はなぜ日本人最初の「神」になったのか
書籍:太宰府天満宮の謎―菅原道真はなぜ日本人最初の「神」になったのか
(高野澄/祥伝社)
レビュアー:DBさん 得票数:27
書評掲載日:2018-08-13 08:50:52
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/69198/review/209945/

天神様の履歴書のような本

JunShinoさんの書評で読んでみようと手に取りました。ご紹介ありがとうございました。

天神様が菅原道真を祀っていることや、梅と牛がかならずついてくることは知っていた。
だが平安時代に政変で太宰府へ流された道真の祟りを鎮めるために神として祀ったという話をずっと信じていました。……続きを読む

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9位
虫から死亡推定時刻はわかるのか?
書籍:虫から死亡推定時刻はわかるのか?
(三枝聖/築地書館)
レビュアー:ぽんきちさん 得票数:27
書評掲載日:2018-08-14 10:47:07
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/267263/review/209347/

日本の「法昆虫学」の現状

法昆虫学の研究者による入門書である。
法昆虫学とは何かといえば、タイトルが示すように、死体についた虫から死亡経過時間や死亡の場所を推定することを主目的とする学問である。
人が死に、死体が放置されれば、ウジをはじめとする昆虫が肉を食べにやってくる。……続きを読む

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9位
オー!ファーザー
書籍:オー!ファーザー
(伊坂幸太郎/新潮社)
レビュアー:あかつきさん 得票数:27
書評掲載日:2018-08-13 10:06:47
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/207919/review/174308/

たまにはメジャー作品をレビューしてみる。 難しいな、ご存知本のレビューって奴は。

伊坂幸太郎は何冊か読んでいるが、手元に残っているには「重力ピエロ」だけだ。
あの本を私に勧めてくれたのは、20代前半当時ちょいと色っぽい関係だった男友達で、そいつは言うにことかいて「これ、おれの話なんだ」と宣って自分の写真を挟んで私に本を押し付けた。……続きを読む

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9位
うまい雑草、ヤバイ野草 日本人が食べてきた薬草・山菜・猛毒草 魅惑的な植物の見分け方から調理法まで
書籍:うまい雑草、ヤバイ野草 日本人が食べてきた薬草・山菜・猛毒草 魅惑的な植物の見分け方から調理法まで
(森昭彦/ソフトバンククリエイティブ)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:27
書評掲載日:2018-08-14 09:58:09
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/241485/review/210211/

道端の雑草をむやみに食べてはいけませんw

本書は、タイトルの通り、身近に見られる雑草、野草について、それが食べられるものかどうか、食べるとしたら、いつが旬か。どこをそうやって食べるのかといったことを示したものだ。……続きを読む

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13位
煌夜祭
書籍:煌夜祭
(多崎礼/中央公論新社)
レビュアー:マーブルさん 得票数:26
書評掲載日:2018-08-16 16:51:26
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/247057/review/210361/

記憶していれば生きている気がする。私の中で。  記憶していてもらえれば生きていると変わりないかもしれない。あなたの中で。

人は死を迎えても、記憶の中に生き続ける。
そんな風に考えることが多くなってきた。

確かに、その手で触れることは叶わないが、
記憶の中で形作られるあの人は、自分の中でずっと生き続ける。
ずっと。……続きを読む

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13位
暗闇のなかで
書籍:暗闇のなかで
(レイチェルシーファー/アーティストハウスパブリッシャーズ)
レビュアー:星落秋風五丈原さん 得票数:26
書評掲載日:2018-08-15 00:22:51
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/252583/review/209130/

 暗闇に光を当てるのは

本編は三章から成り、三人の登場人物を通して戦中、戦後、現在のドイツが描かれる。

第一章の主人公はヘルムート。1921年に先天的な障害を持って生まれた彼は、両親の配慮により、最初は障害を意識することはなかった。しかし学校で集団生活が始まり、戦争が始まると、「皆とは違う自分」を嫌でも意識させられる。……続きを読む

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13位

書籍:指輪物語 (6)
(J.R.R.トールキン/評論社)
レビュアー:ゆうちゃんさん 得票数:26
書評掲載日:2018-08-13 20:31:46
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/192786/review/209179/

フロドはオーク鬼に捕まったが、サムの助けで辛くも逃れた。フロド、サムは滅びの山に到着した。そして指輪の運命は? 本書は、指輪をネタにした中つ国の歴史書であり、追補編に長大な歴史の概要が記される。

(物語)
大蜘蛛シェロブの毒で仮死状態にされたフロドは、サムが大蜘蛛退治をしてくれたおかげで餌にはされなかったが、オーク鬼共に見つかり、キリス・ウンゴルの塔の中に監禁された。サムは、死んだと思ったフロドがオーク鬼共の会話から仮死状態に過ぎないと知り、決死の救出を行ってフロドを助けた。……続きを読む

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