幻想文学の作家で、独特で美しい作品を描き、ファンも多いのですが寡作のため幻の作家、伝説の作家と呼ばれているという山尾悠子さんが新刊を出されるようです(文藝春秋さんから5月11日に発売開始予定)!
待ちに待った、という方もレビュアーの中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、山尾悠子作品の本が好き!レビューを集めてみました!
2作目の書き下ろし長編
ラピスラズリ
書籍:『ラピスラズリ』
(筑摩書房)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/191585/
ピックアップ書評(かもめ通信さん)
ホンノワ企画<2012冬の100冊>で、きしさんが推薦された1冊は、まさに冬にぴったりの物語!慌てて積読山から引っ張り出した甲斐がありました!
謎めいた深夜の画廊で目にした数枚の銅版画からはじまって、読んでいるうちにその不思議な世界へ迷い込むかのような連作集。
冬眠者の一族が暮らす館と彼らの世話をする使用人たち
たった一人目覚めてしまった少女に語りかけるゴースト
聖人と冬眠者である青年、そして天使の物語……続きを読む
山尾ワールド入門への最良最高の一冊
夢の遠近法 山尾悠子初期作品選
書籍:『夢の遠近法 山尾悠子初期作品選』
(国書刊行会)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/141329/
ピックアップ書評(efさん)
おびただしい夢たち。
山尾悠子さんの初期作品集です。
山尾さんの作品は大好きで、実は、本書に収録されている作品は既に他の作品集等で既読なのですが、やはり好きなものは好きということで、本書も入手して再読しました。
いつものように収録作品をご紹介。……続きを読む
「たべおそ」にも掲載されていた! 山尾悠子作品
たべるのがおそい vol.3
書籍:『たべるのがおそい vol.3』
(書肆侃侃房)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/246448/
ピックアップ書評(efさん)
文芸雑誌に掲載される作品はとんがっているのかしら?……続きを読む
寡作ではありますが、発表されているものはどれも素晴らしく。他にない作品を夜に出されているようですね。レビューを読んでいてどんな世界なのかを実際に体験したくなりました。
もし良ければ、ぜひ読んで本の感想は、本が好き!へ投稿してみてくださいね。
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