読書って旅みたいじゃないですか?別の人生に飛んでいけるから。本の中では政治家にも外国人にもスターにもなれますよね。
今日のランキングでは、女剣士の人生やマサイ族の夫人の人生を楽しんだ方がいるようです!とても楽しそうです!
☆ウィークリー書評ランキング!
1位
書籍:『村上海賊の娘 上巻』
(和田竜/新潮社)
レビュアー:風竜胆さん
“ヘンなキャラだった七五三兵衛を初めとする泉州侍たちの勇猛さと、信者を簡単に死地に送りこんでしまう宗教の欺瞞・恐ろしさ”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/212788/review/120900/
本屋大賞作×風竜胆さん=すごい書評!
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2位
書籍:『私の夫はマサイ戦士』
(永松真紀/新潮社)
レビュアー:はるほんさん
“そしてマサイ戦士の夫は、永松さんの文化を受け入れる。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217167/review/121169/
強烈なタイトルですね。。!
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3位
書籍:『スペードの3』
(朝井リョウ/講談社)
レビュアー:たけぞうさん
“仕切り屋でしっかり者を通してきた美知代。その足もとがぐらぐらする物語”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/216134/review/120636/
「桐島、部活辞めるってよ」の作者さんですね。今回は気色が違うということで、興味がわきます!
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3位
書籍:『バルザックと小さな中国のお針子』
(ダイ・シージエ/)
レビュアー:Wings to flyさん
“彼らは本を渇望する。ここではない他の場所へ飛んでゆくために。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/177466/review/120868/
書評からの引用、本当にそうだと思います。本があれば他の場所へ飛んでいけるんです。素晴らしくないですか?
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3位
書籍:『晶子曼陀羅』
(佐藤春夫/講談社)
レビュアー:Wings to flyさん
“家出して恋人のもとに走った激しい恋情、どうしようもなく湧き出る歌への理解者を求めた心。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217067/review/121076/
恋に歌に、彼女は溢れ出る思いを載せていたのですね。
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3位
書籍:『シズコさん』
(佐野洋子/新潮社)
レビュアー:はるほんさん
“お母さんが呆けてよかったなんて、なかなか聞ける台詞じゃない。
自分もいつか、そう言えるだろうか?”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/192124/review/121031/
何があっても、親子は親子だということ。その関係が辛いこともありますが、幸せを感じれることも多いはずです。
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3位
書籍:『まほろ駅前番外地』
(三浦しをん/文藝春秋)
レビュアー:はにぃさん
“私もファンの一員として裏話のようなエピソードは楽しく読んだのだが、ストーリー的にはどうなんだろう?と首を傾げてしまった。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/202559/review/120901/
松田龍平というと「まほろ」のイメージが強いのは、私だけではないはず!
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3位
書籍:『さいごの色街 飛田』
(井上理津子/筑摩書房)
レビュアー:よみかさん
“飛田の料亭の玄関に置かれているのは人形などではない。生きた女性、女性である前に人間だ。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/187603/review/121067/
人を人として扱えていない現状が、そう遠くない場所にあること。忘れてはいけませんね。
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3位
書籍:『海と毒薬』
(遠藤周作/新潮社)
レビュアー:はるほんさん
“異常事態の中、人と言う倫理を失いかけていることに
その誰もが気付かない。
多分、恐ろしいのは其処なのだ。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/13593/review/120905/
自分がその状況にいたらと考えると、少し怖くなります。はたして人でいられたのでしょうか。
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3位
書籍:『ルーズヴェルト・ゲーム』
(池井戸潤/講談社)
レビュアー:はにぃさん
“追い詰められては反撃し、また苦境に立たされては這い上がっていく逆転物語である。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215688/review/121177/
ドラマが話題ですね。書評を読んで原作も読みたくなりました。。!
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いかがでしたでしょうか?今週は3位に8作並ぶ混戦。ぜひチェックしてみてください!
編集部 いけだ