お花見シーズンに合わせてコミュニティ「ホンノワ」で開催したテーマ「#花より読書お花見にぴったりな本」。
ご推薦いただいたみなさま、ありがとうございました!すっかり関東以西エリアでは葉桜になってしまいましたが、本のなかにある春、または春を思わせる淡く切ない気持ちを訪れてみてください。
桜の木は、神様が里に春を告げに降りてくる通り道
花守の話
書籍:『花守の話』
(講談社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/33439/
ピックアップ書評(Wings to flyさん)
桜の道を守る鬼に頼りにされるおばあちゃんと孫娘の物語。五年生になる春休み、瞳子はしつこい風邪をひいてベッドから出られずにいた。ふたり同時に出張の予定が入り困り果てた両親は、疎遠になったままの母方のおばあちゃんに連絡を取る。……続きを読む
桜に囲まれた書店が舞台。感情を揺さぶる春にこそ、読みたい一冊
桜風堂ものがたり
書籍:『桜風堂ものがたり』
(PHP研究所)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/240941/
ピックアップ書評(かもめ通信さん)
著者(村山早紀)お得意のファンタジー要素は数滴に抑えた本格お仕事小説?!本好きなら読み逃せない書店を舞台にした物語!ネットやSNSが日々の生活に欠かせないまさに私たちのための物語!これは読まなきゃマズイでしょう!……続きを読む
春は出会いの季節。よるべない12の恋の物語があなたの恋心に寄り添います
おめでとう
書籍:『おめでとう』
(新潮社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/12912/
ピックアップ書評(三太郎さん)
文庫のカバー裏には「よるべない恋の十二景」とありますが・・・実はこれは懐かしい恋の「記憶」の物語なのかも。……続きを読む
春爛漫、降り注ぐ桜に漂う妖しい香り
風のローラースケート 山の童話
書籍:『風のローラースケート 山の童話』
(福音館書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/236919/
ピックアップ書評(あかつきさん)
『花びらというものは、おそろしいものです。その美しさにただただ酔っていたのが、まちがいのもとでした』……続きを読む
ちょっと趣向の変わったお花見読書におすすめ
一枝の桜 日本人とはなにか
書籍:『一枝の桜 日本人とはなにか』
( 中央公論新社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/233896/
ピックアップ書評(ゆうちゃんさん)
旧ソ連の記者から見た日本人論。この本に書かれている生活様式などはすたれてしまったかも知れないが、本書で本質を突かれた精神性はまだまだ根深く残っている。……続きを読む
長野まゆみワールドへようこそ!ひっそりと咲く耽美な“春”
左近の桜
書籍:『左近の桜』
(角川書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/218630/
ピックアップ書評(あかつきさん)
桜の木には、青年がよく似合う。桜に女は似合わない。桜とは、結実を期待する木ではないからだ。ただ、絢爛と咲き誇って、美しく散っていけばそれだけで良い。……続きを読む
散りゆく桜の下で読みたい、別れと旅立ちの季節にふさわしい作品
葉桜
書籍:『葉桜』
(集英社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/185227/
ピックアップ書評(Wings to flyさん)
『思ひのみこそ しるべなりけり』 古今集の歌の余韻がいつまでも心に残ります。細やかな心情を丁寧に描いた作品です。自分の心とどう向き合うのか、ということを静かに問われているように感じました。……続きを読む
春の情景にぴったりなコミックス
であいもん
書籍:『であいもん』
(KADOKAWA)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/263266/
推薦コメント(豆いぬ@RxxfWKcNSCQYjkqさん)
『であいもん』
第1話 和と一果
ラストシーン、桜の中で見たい
四月は君の嘘
書籍:『四月は君の嘘 』
(講談社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/263023/
推薦コメント(BOOKSHOP LOVERさん)詩的な語り口といい春のナイーブで、でも走り出したくなるテンションにぴったり
いかがだったでしょうか?
お花見といえば桜。児童文学、小説、日本人論、コミックとジャンルは様々ですが、推薦本はきれいな表紙が目立ち、印象的でした。
どんな本を読もうか悩んだときには、季節をテーマに選ぶのもおすすめです。
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(編集部 東郷)