本日の書評ピックアップ 〜長新太、没後10週年を記念して〜

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こんにちは! 本が好き!編集部の和氣です!

漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家である長新太氏。

本が好き!のレビューの皆さんならご存じの方がほとんどだと思いますが(ご存知でなかったらすいません! 実はぼくも最近知ったばかり……汗)、2015年が没後10年とのことで展覧会が開催されているようです。

そこで、本が好き!に投稿されている長新太作品の書評をあつめてみました!

ブタヤマさんたらブタヤマさん (えほんのもり 9)

1冊目は祐太郎さんによる書評です。

「ドリフのコント」と捉えるか「人生訓」と捉えるかは年齢次第。

絵本の内容をまさか「ドリフのコント」と捉えるとは……!?

俄然読みたくなってくる書評です。

キャベツくん

2冊めは夏の雨さんによる書評

ボクがキャベツになったら - 「文学の世界には超ロングセラーというのがあって、漱石の『こころ』や太宰の『人間失格』などは今でもたくさんの人に読まれている。」(続きはお楽しみ)

書評では長新太さんによるロングセラー絵本であることが分かります。30年も読み続けられているって凄いですね!

 子どもたちはこの絵本で何かに出会って、複雑な世界にはいっていく。
また、新しい子どもがやってきて、この絵本に出会って、歓声をあげる。
また、また新しい子どもがページを開く。
こんなふうにして、きっと読まれてきただろう、絵本のロングセラーだ。

絵本ってこういうことなのかもしれませんね。うーん、奥深い。

ごろごろにゃーん(こどものとも絵本)

3冊目はhackerさんの書評です。

「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と、 ひこうきは とんでいきます」

大好きです!

絵本をあまり知らないぼくが、知人に勧められて読んだこの絵本。

「ひこうきは ごろごろ、 ねこたちは にゃーん にゃーん ないています」
「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と、 ひこうきは とんでいきます」が14回
「ごろごろ にゃーん ごろごろ ただいまー。」

この絵本の言葉はこれだけです。

まさにhackerさんの仰る通りで、本当にこれだけなんですが、ついつい読んでしまう。そして、頭から離れなくなります。気付いたら、「ごろごろ にゃーん」と頭のなかに流れてしまう。言葉にならない素晴らしい絵本だと思います!

ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

最後、4冊目はrachelさんの書評

 長さんの魅力はスケールの大きさ。そのおおらかさがたっぷり味わえる作品です。

なんともほのぼのしたお話しです。娘も、自分でページをめくって物語をたどっています。クレヨンで絵を描くのも大好き。画用紙からはみ出しても構わないから、スケールの大きな絵を描いて欲しいものです。

rachelさんご本人の娘さんとの体験と願いから書かれた書評です。やはり、体験から出てくる言葉は説得力がありますね。絵本を通じて願いを込める。

長新太さんの絵本の奥深さを感じます。

ナンセンスの神様 長新太

と、ここまで来ましたが、レビュアーの皆さんの書評を読んでいると、それぞれの絵本は文字による内容がそこまで無く、絵とリズムで読ませる作家さんなのかなーと思いました。

そうやって考えてみると、夏の雨さんが『キャベツ』の書評の中でこう書いてらっしゃいました。

「ナンセンスの神様」と異名のある長新太さんの代表作の一つだ。

なるほど。確かにナンセンス。でもだからこそ、子どもに訴えかけるものがあるのかもしれませんね。

ミステリーやノンフィクションも良いですが、たまには長新太氏のナンセンス絵本を読んで童心に還るのも良いかもしれませんね。

ではまたあした〜。

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