「生き辛い子どもたち」を描いた本にフォーカス。週刊アスキーに会員さんの書評が掲載 の巻

本が好き!会員のじゅんさんが4月3日発売の週刊アスキー(876号)「私のハマった3冊」に書評を寄稿しました。

今回の書評は「生き辛い子どもたち」がテーマ。
小学校時代、学年に1人は個性的すぎる友だちがいたと思うのですが、彼らに対して穏やかなトーンで描いた以下3タイトル紹介されています。
『円卓』西加奈子
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦
『ポニーテール』重松清
  
▼選者であるじゅんさんのプロフィール「特技:雪かき!」にも注目。

  
この3冊の主人公たちがそうであるかは別として、アスペルガー症候群や発達障害の認知度が高まっているようです。
ただ、私の個人的な感覚かもしれませんが、それらの言葉が先走ってしまいそうな現状にほんのちょっと違和感も覚えます。
昔なら「おもろい子」としてさほど気に留められなかったことが、十把一絡げに「病気」化されてしまうような。
今回紹介されている本には、病気とか個性とかの線引きをする前に「子どもたちが生きていく上での幸せってなんだ?」ということを考えさせられそうです。

Text by 「本が好き!」イトウ


【過去の週刊アスキー掲載】
本日発売の週刊アスキーに会員さんの書評が掲載! の巻
―会員のchibizo0204さんが2011年4月に担当

またまた週刊アスキーに会員さんの書評が掲載! の巻
―会員のみかん星人さんが2011年8月に担当

“おいしいもの”がテーマ!本日発売の週刊アスキーに会員さんの書評が掲載 の巻
―会員のぷーとちゃーさんが2011年12月に担当

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