免許皆伝レビュアー Wings to flyさんへのインタビュー を公開します!

2018年2月末、あらたに3名のレビュアーの方々を免許皆伝に認定させていただきました。どなたも長い間、本が好き!で素敵なレビューを書いていただき、コミュニティにもたくさんのご貢献されている方々ばかりです。

そんな本が好き!におけるTOPレビュアーでもある免許皆伝の皆様がどんな方か? 気になりますよね?

そこで、そのうちのおひとりであるWings to flyさんに、免許皆伝を記念して短いですがインタビューさせていただきました!

レビューの秘密道具は類語辞典

和氣 早速ですが免許皆伝になった今の心境を教えてください。

Wings to flyさん 嬉しいです。これまで6年間、仲良くお付き合いしていただいたレビュアーの皆さんと、何かあれば親切に対応して下さるスタッフの皆さんに心から感謝しています。

和氣 本が好き!のどんなところが好きですか?

Wings to flyさん アットホームな雰囲気と、色んなタイプの実力ある書き手が集っているところです。

和氣 レビューを書く上で心掛けていることがあれば教えてください。

WIngs to flyさん ぴったりの表現を探すために類語辞典を手元に置いています。書いたら推敲して余分な文章を削っています。

和氣 これまでに読んだ本で、最も影響を受けた作品は何ですか?(5つまで)

Wings to flyさん 以下の5つです。

  1. 1960~1970年代に岩波書店が発行した一連の海外児童文学作品。
  2. ダルタニャン物語』(A・デュマ作 全11巻)
  3. ワイルド・スワン』(ユン・チアン作)
  4. ヘリオット先生奮戦記』(ジェームズ・ヘリオット作)
  5. 夕べの雲』(庄野潤三作)

和氣 ご自身の書いてきたレビューの中で一番読んでほしいものは?

WIngs to flyさん 『ひみつの王国:評伝 石井桃子』です。

書籍:ひみつの王国:評伝 石井桃子
(尾崎真理子新潮社)
レビューURL:http://www.honzuki.jp/book/219807/review/125903/

Wings to flyさんの書評

世の中の子どものために、自分の中に生きている子どものために。

彼女がいなかったら、日本の「子どもが読んで楽しむ本」はどうなっていたのだろう。『クマのプーさん』をはじめとする数々の海外名作文学の翻訳。和製ファンタジーの先駆け『ノンちゃん雲に乗る』の創作。質の高い名作を集めた「岩波少年文庫」(岩波書店)の編集。今年40周年を迎えた「東京こども図書館」の設立に貢献し、現在どこの図書館にもある「児童文学コーナー」の種をまいた人、石井桃子。……続きを読む

和氣 最後に本が好き!に期待することがあれば教えてください

Wings to flyさん 本を愛する人々が気の合う友だちを見つけられる、楽しいコミュニティーであり続けてください。

和氣 ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

類語辞典を傍に置いて書く。推敲をする。などレビューを書く際の参考になることばかりのインタビューでした。

次回はたけぞうさんのインタビュー記事を掲載する予定です!

乞うご期待!!

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