平昌パラリンピック開催間近! 選手のために選手を導く影の主役を描いた小説『伴走者』が当たります!

明後日3月8日木曜日から始まる平昌パラリンピックを間近に控えた2月27日に浅生鴨さんの『伴走者』が発売されました。

浅生鴨さんは、NHK職員時代にユルいツイートで人気を博したNHK広報局Twitter「@NHK_PR」の中の人1号として大きな話題となり、現在は作家活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手掛けている方です。

そんな浅生鴨さんが手掛ける本作『伴走者』。聞きなれない名前ですが、伴走者とは視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたり、伴走(ガイド)をする競技者のこと。

その伴走者をテーマに、「夏・マラソン編」「冬・スキー編」の二部作が収録されています。

数々の発見や感動を与えてくれる青春小説です。

そんな『伴走者』を5冊、浅生鴨さんからご恵贈いただきました!

今回は、あるイベントとの共同企画。

そのイベントとは、『メゾン刻の湯』の献本企画でも紹介した小野美由紀さんとの対談イベントです。

おかげさまで満席となりました! 本当にありがとうございます!

こちらは、『伴走者』を読んでから参加すると(もちろん『メゾン刻の湯』も!)、さらに楽しめると思います!!

「献本」にもご応募くださいね!

応募はこちらから!

書籍概要

自分ではなく他人のために、勝利を目指す。伴走者の熱くてひたむきな戦いを描く、新しいスポーツ小説!

【概要】

「お前は伴走者だ。俺の目だ」

ばんそうしゃ【伴走者】
視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたりする存在。

◆夏・マラソン編
「速いが勝てない」と言われ続けた淡島は伴走者として、勝利に貪欲で傲慢な視覚障害者ランナーの内田と組むことに。パラリンピック出場を賭け、南国のマラソン大会で金メダルを狙う二人のレースに、次々に試練が襲いかかり……!?

◆冬・スキー編
優秀な営業マンだった涼介は、会社の方針で視覚障害者スキーの伴走者をするよう命じられる。1位にこだわり続け、ピーク時に選手を引退していた涼介だったが、全盲の天才スキーヤーの女子高生・晴と出会うことで、少しずつ変わっていく。

【目次】

「夏・マラソン編」
「冬・スキー編」

【出版社/編集者/著者からのメッセージ】

浅生鴨さんはNHK職員時代の2009年に、NHK広報局ツイッター「@NHK_PR」を開設し、48万フォロワーに達するなど、「中の人」の先駆けになった人物です。その経験を記した『中の人などいない』は大きな話題になりました。
NHK在籍時からパラリンピックの番組制作を手がけていた浅生さんが、選手や伴走者にじっくり取材をして書き上げたのが本作です。
2020年の東京パラリンピックに向けて、国内の障害者スポーツにも注目が集まっている今、2018年3月9~18日に開催される平昌パラリンピックの直前に刊行し、視覚障害者スポーツで活躍する「伴走者」という存在を知るきっかけの1冊になればと考えています。

【どのような方におすすめか】

スポーツ小説、青春小説、バディ小説が好きな方におすすめです。

著者: 浅生鴨
出版社: 講談社
発売日: 2018年02月27日
ISBN: 9784062209540

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