本が好き!編集部の東郷です。
2017年11月の元横綱・日馬富士関による暴行事件に端を発する、一連の大相撲に関する報道は、沈静化するどころか、連日メディアを騒がせています。そこで、思ったわけです。「なぜ日本人はこれほどまでに相撲が好きなのか?」。
テレビを見ているマス層が高齢者である=相撲ファン、という考えがうっすら頭をよぎりましたが、大相撲について関心が高まっている今だからこそ知りたい、角界の仕組み、内幕や大相撲の魅力がわかる本をご紹介します!
①貴乃花親方、初の自伝
生きざま 私と相撲、激闘四十年のすべて
書籍:『生きざま 私と相撲、激闘四十年のすべて』
(貴乃花光司/ポプラ社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/204193/
最新の書評(岡本大輔生活相談員 さん)
史上初の兄弟対決は八百長だったか……?そんなことを書く暴露本じゃないよ。これは正真正銘の生き様、そう生き様。生き方なんてやわなもんじゃない。もっと泥臭い生き様だよ。……続きを読む
②行司は大相撲を支える縁の下の力持ち!
大相撲 行司さんのちょっといい話
書籍:『大相撲 行司さんのちょっといい話 (双葉文庫)』
(三十六代木村庄之助/双葉社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/215803/
最新の書評(波津雪希さん)
相撲の秘密が覗けます。本書は、相撲に纏わるよもやま話です。行司は、相撲の審判のような仕事をしているだけでないことを知りました。……続きを読む
③大相撲名解説で知られる北の富士×作家嵐山光三郎による角界の面白秘話が満載!
大放談! 大相撲打ちあけ話
書籍:『大放談! 大相撲打ちあけ話』
(北の富士勝昭・嵐山光三郎/新講社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/241902/
最新の書評(草木無量さん)
第52代横綱の北の富士勝昭さんと作家の嵐山光三郎さんが対談形式で大相撲のことを語る本です。 まさに大相撲打ちあけ話です。裏も表も面白話満載。大相撲が好きな方、北の富士さんが好きな方に大変お勧めです。……続きを読む
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④好角家のがっぷり四つ!やくみつる×デーモン閣下の対談本
勝手に大相撲審議会
書籍:『勝手に大相撲審議会』
(やくみつる/中央公論新社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/236459″
最新の書評(宮津のリーディングヒッターさん)
Qさまでも見る学力王のやくみつる氏とデーモン小暮さんの対談形式の大相撲がテーマの作品。うんちく好きや、雑学好きには面白い作品??……続きを読む
⑤相撲がモチーフになっている小説
雨の日も神様と相撲を
書籍:『雨の日も神様と相撲を』
(城平 京/講談社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/238502″
最新の書評(マックさん)
それにしても、この村って世界の縮図のような気がした。秩序は大切だけど、それに縛られちゃうと息苦しくなる。肝に銘じておこうと、改めて思った。……続きを読む
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いかがだったでしょうか。元力士、行司、名解説者、相撲ファン、それぞれの視点からみた大相撲会を知れば、大相撲の伝統やルール、横綱になるまでの厳しさばかりでなく、人間味あふれる力士の姿も垣間見ることができ、気付けばすっかり大相撲の虜になっているかも!?
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(東郷)