べストセラー『生物と無生物のあいだ』で有名な生物学者の福岡伸一さん。動的平衡など独自の考え方を、分かりやすくエキサイティングな語り口で紹介して下さる数々の著作はどれも人気作です。
そんな福岡伸一さんが、日本の代表的な哲学者・西田幾多郎の著作を読み込みます。案内人は研究者の西田哲学の継承者・池田善昭さん。専門家でも難しいと言われる西田哲学を、動的平衡の提唱者・福岡伸一さんはどう読むのか。
絶対矛盾的自己同一論、場所的論理……。
寒さの厳しい今だからこそ、福岡伸一さんと一緒に西田哲学に挑んでみませんか?
本が好き!には、本書の書評がいくつもありますので、参考にどうぞ。
書籍:『福岡伸一、西田哲学を読む 生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一』
(明石書店)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/251131/
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ピックアップ書評(ゆうちゃんさん)
西田幾多郎の哲学、特に彼の生命論と福岡教授の動的平衡論を巡って交わされる哲学者の池田教授と福岡教授の対談を書籍化したもの。西田哲学と福岡教授の生命観は相同で、これが西田哲学の理解の鍵となる。……続きを読む
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ピックアップ書評(allblue300さん)
まるでプレモルを飲んでいるかのような上質の読書感。ご褒美のような一冊です。贅沢なひと時でした。内容はタイトルの通り。福岡伸一先生が西田哲学と格闘します。……続きを読む
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ピックアップ書評(yamamomoさん)
難解さで有名な西田哲学。これを、全く異なる生物学の分野からのアプローチによって読み解こうとする。新たな解釈の道筋の可能性を探る異色の対談集である。……続きを読む
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『生物と無生物のあいだ』のレビューはこちらです。
書籍:『生物と無生物のあいだ』(講談社)
書籍詳細URL:http://www.honzuki.jp/book/1627/
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ピックアップ書評(風竜胆さん)
「生命とは自己複製を行うシステム」であるだけなく「生命とは動的平衡にある流れ」でもある。新しい生命感を与えてくれる一冊!……続きを読む
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いかがでしたでしょうか?
僕は西田哲学のことはほとんど知りませんでしたが、『生物と無生物のあいだ』のことは知っていて、そんな状態でこれらのレビューを読むと、『福岡伸一、西田哲学を読む 生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一』が俄然、面白く感じられます。
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