こんばんは! 本が好き!編集部の和氣です!
つい先日、大阪市立中央図書館の方から本が好き!に連絡が来ました。
「書評漫才(SBR)グランプリの宣伝をしてくれませんか?」
え? 書評で漫才? どういうこと?
あまりに意外な組み合わせに思わずOKして、昨日今日とTwitterで宣伝させていただいていますが、そもそもどういうものなのか。開催の経緯と共にご紹介します。
―――イベント開催の経緯は?
「読書離れ」といわれる中高生に、読書に関心を持ってもらい、図書館に来るきっかけを作りたいと考えていました。ある時、アンケートの「開催希望行事」の項目に「お笑いコンテスト」を入れたところ、集計結果でそれが圧倒的1位になりました。また、当時はビブリオバトルが広まりつつあった時期でした。それらを掛け合わせれば、「本を漫才風に紹介して競い合うコンテスト」になると思いついたのが経緯です。
(おすすめの本を楽しく紹介すれば、年齢の近い10代の本への関心が増すだろうし、演者自身にもネタ作りをきっかけに読書の楽しさを知ってもらえれば、との考えがありました。)2012年に第1回グランプリを開催し、参加者や観覧者からも好評をいただきまして、大阪ならではの読書推進の取り組みとして各方面で関心を持っていただきまして、今回で6回目を迎えることができました。
―――狙いを教えてください
読書離れと言われる10代に本を手に取ってもらおう、読書に親しんでもらうきっかけ作りにしたいという意図があります
―――本が好き!会員へひと言、お願いします!
10代のコンビ・トリオがおすすめ本・お気に入りの本を漫才で紹介します。
午前10時からは小学生12組が、午後2時からは中学生・高校生12組が書評漫才を披露してくれます。楽しく笑って本にも出会えるイベントです。ぜひ観覧席から10代を応援して頂ければとても嬉しいです。ぜひともお越しください。
たしかに大阪といえばお笑いのイメージがありますしね。しかも好評だったということは、かなり「おもしろい」イベントなのでしょう。でも、これは実際に見てみないことには始まらなそうですね。大阪に行けないのが残念です!
お近くの方は明日11月23日(木)の朝10時から大阪市立図書館の中央図書館大会議室にて開催されますので、ぜひ行ってみてください!
開催概要
タイトル:第6回書評漫才グランプリ
日時:11月23日(木・祝)
○小学生の部 10時から12時(開場:9時30分)
○中学生以上の部 14時から16時(開場:13時30分)
参加者:各部門12組
観覧者:200名(当日先着)
内容:10代がおすすめ本を漫才で紹介する大阪らしいイベントです。
審査員:令丈ヒロ子さん(作家)、古川綾子さん(研究家)、中村文さん(教員)
ひこ・田中さん(作家)、大池晶さん(漫才作家)、小西正晃さん(教員)
HP:http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=1356