以前、『日本国勢図会 2016/17 -日本がわかるデータブックー』をご恵贈いただいた公益財団法人矢野恒太記念会様から、同書の世界版である『世界国勢図会 2016/2017 ー世界がわかるデータブックー』をご恵贈いただきました。
刻一刻と変わり続ける国際情勢。
ISなどの国際テロや近隣国の動向も気になりますし、アメリカ大統領がトランプになったらどうなるんだろう? という不安もございます。
本書は、タイトルにもあるように「データブック」です。書いてあるのは統計的な事実のみ。でも、混迷を極める世界情勢を少しでも見通し良く眺めるためにこそ、考えるための材料ともいえる事実を読みこんでみてはいかがでしょうか?
テレビやネットで声高に叫ばれている「意見」が実態とは違う……なんてこともあるかもしれませんよ。
編集者が紹介しております!
ぜひ、ご応募、お待ちしております!
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以下、書籍の概要と出版社からのメッセージです。
世界を読み解く最新データを満載。統計表とグラフとポイント解説による「世界がわかるデータブック」
【出版社/編集者/著者からのメッセージ】
海外の出来事が私たちの暮らしに影響を与えるようになっています。日本を訪れる外国人の数も増えました。一方で私たちは、例えば、普段使っているものが、どの国で生産され、輸入されているのかについても、案外正確な知識がありません。知っているつもりでも、ビジネスの基礎知識としては時代遅れのことも多くなりました。「世界国勢図会」は、グローバルな最新の統計データによって「世界の国々の今」を知るためのデータブックです。
とはいえ、この本には異国情緒あふれる風景写真も、おしゃれな観光スポットも載っていません。ページを開けば、ずらり国名が並ぶ統計表とグラフと簡潔な解説だけが詰まった本です。そんなデータブックだということをひとまずご理解いただいたうえで、一人でも多くの方がこの本を手にとって、小さな驚きや発見をしていただくことを願っています。
【どのような方におすすめか】
・各国のすがたを的確な最新統計データによって確認したい人。いろいろなメディアから飛び込んでくるグローバルなニュースの背景を、自分の目で確かめたい場合には最適の情報源になるでしょう。
・講演会やセミナーなどで、統計データや具体的な数字に基づいて話をされる場合には、信頼できる資料として最適です。
・必要な統計情報をインターネットで検索する場合、求める数字(統計)はどこにあるのか、データにアクセスするための「道しるべ=ポータルサイト」としても使えます。
・本書の記載内容はしばしば参考書や中学、高校、大学入試の出題に引用され、社会科担当の先生方からは「地理のバイブル」と評価されています。例えば大学受験で「地理」を選択する方には、大いにお役に立てると思います。
・本書は「世界がわかるデータブック」としてあらゆる年齢層の方に愛読されています。一般教養書としても、是非、一冊お手元に置いていただきたい書籍です。
【概要】
1. 本書は、国際統計へのニーズの高まりにこたえ、1985年に「日本国勢図会の国際統計版」として初版が刊行されました。「日本国勢図会」がわが国に関する最新統計を幅広く集め、必要に応じて世界各国と比較しているのに対して、「世界国勢図会」は先進国から新興国まで各国を主要統計で比較することにより、今の世界を描き出しています。
2. 最新の第27版には300の統計表、70の統計グラフが掲載されています。主要項目は主要国、周辺国合計100カ国以上のデータを収録しました。最新データだけでなく、10、20年前のデータも、適宜比較のために掲載しています。
3. 統計データを読むうえでの手助けとなるよう、章ごとに解説を加え、トピックスを取りあげています。
【目次】
第1章 世界の国々
第2章 人口と都市
第3章 労働
第4章 世界経済と国民経済計算
第5章 資源とエネルギー
第6章 農林水産業
第7章 工業
第8章 貿易と国際収支
第9章 財政・金融・物価
第10章 運輸と郵便
第11章 情報通信・科学技術
第12章 諸国民の生活
第13章 軍備・軍縮 (もとに戻す)
書誌情報
出版社: 公益財団法人 矢野恒太記念会
定価:本体2,685円+税
発売日: 2016年09月01日
ISBN: 9784875494508