喪った悲しみと共に私たちはどう生きればよいのか? 『喪失とともに生きる―対話する死生学』をご恵贈いただきました!

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「グリーフケア」という言葉をご存知でしょうか?

検索してみると

《グリーフ(grief)は、深い悲しみの意》身近な人と死別して悲嘆に暮れる人が、その悲しみから立ち直れるようそばにいて支援すること。一方的に励ますのではなく、相手に寄り添う姿勢が大切といわれる。悲嘆ケア。(goo辞書より)

とあります。

両親や兄妹、恋人などと死に別れたとき私たちは深く悲しみます。それでも、どうにか生きていかなくてはいけない。そんなときに寄り添ってくれるのがこのグリーフケアです。

本書『喪失とともに生きる―対話する死生学』は死生学のフロントランナー・竹之内裕文さんとGCC認定グリーフカウンセラー・看護師である浅原聡子さんが編者として、両者の立場から”「大切なもの」を創り出す試み(本書 p302)”を行っています。

具体的には対人援助の専門職により、それぞれが「喪失」について物語り、各章の最後には異分野の専門家によるコメントが挿入されることで、”喪失と悲嘆を専門領域に閉じ込めず、各人の人生に閉じ込めず、各人の生における課題と位置づける(本書 p.15)”のです。

私たちは生きている以上、必ず誰かと別れます。周囲の人間がご健在の方も、そうでない方も、本書を読むことで、もう一度「生きること」について考えてみてはいかがでしょうか?

ご応募お待ちしております!

***
以下は、本書の概略と編集者からのメッセージです。

あらゆる悲しみは、それを物語にするか、物語ることで、耐えられるものになる

【概要】

人生は喪失に満ち、喪失とその悲哀とともに、どのように生きるかを問われています。これに対し悲嘆(グリーフ)ケアは、この危機にいかに対処するかという点に力が注がれてきました。たしかに一時的な援助の手を差し伸べることは欠かせません。しかし、たとえ喪失が引き起こす当面の危機を乗り越えたとしても、私たちはその喪失を抱えて生きていかねばならないでしょう。
あらゆる悲しみは、それを物語にするか、物語ることで、耐えられるものになる―グリーフカウンセラー、小児救急医、緩和ケア医、僧侶など、喪失の現場から語られる七つの物語と、それに社会、宗教、民族学といった多様な彩りで応える研究者たちが、共に希望への旅に誘います。

【目次】

序 対話する死生学(喪失とともに生きるために)
1章 喪失とともに生きる人たちとの出会い(グリーフカウンセリングの現場から)
コメント1 日本におけるグリーフケアカウンセラー(臨床心理学と日本的心性の狭間で)
コメント2 グリーフサポートと民俗
2章 こどものいのちを看取ること(小児救急の現場から)
コメント1 寄り添いの変容(一世紀を経た二つの手記より)
コメント2 こどもを看取る家族への看護
3章 生を享けること、失うこと(周産期医療の現場から)
コメント1 死産を経験した家族に対するサポート
コメント2 幼い子を失った親の経験について
4章 老病死に向き合う人から学ぶ(終末期ケアの現場から)
コメント1 「自分を失うこと」とどう向き合うか
コメント2 「ホスピタル」はいかに「病院」となったか
5章 ホームを失って生きる(路上生活者の語りから)
コメント1 「ホーム」の意味について考える
コメント2 困窮する人を「助ける」ということ(私たちの「居場所」をめぐって)
6章 がんが教えてくれたこと(患者・看護師としての体験から)
コメント1 がん闘病者・サバイバーの喪失体験と生
コメント2 病とともに生きるということ
7章 自他の喪失を支えるつながり(グリーフから希望を)
コメント1 喪失から紡がれてゆくいのちのサポート
コメント2 いのちの支え合いの場に立つ
終章 死とともに生きることを学ぶ(対話する死生学のために)

【どのような方におすすめか】

喪失を抱える方やその近親者、また医療、看護、介護関係者をはじめとした喪失を抱える方へ支援を行う方。

書誌情報

著者: 竹之内裕文、浅原聡子
出版社: ポラーノ出版
価格: 2160円
頁数: 310P
発売日: 2016年04月27日
ISBN: 9784908765001

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