こんにちは! 本が好き!編集部の和氣です!
さて、みなさんご存知かもしれませんが、1/5(火)に「書評の工夫を教えてください!」というホンノワテーマを立ち上げました。
「本が好き!レビュアーのみなさんの、せっかくの素敵レビューをもっと多くの方に読んでもらえないか」
という思いからはじめてテーマですが、お陰様で多くのご投稿をいただけました。
(ありがとうございます!)
そこで、皆さんが書評を書くのに役立つ工夫やtipsを挙げていく連載「書評研究会」をスタートいたします!!
その第一弾として、「書評の工夫を教えてください!」の開始から一週間経ちましたので、ここでご投稿いただいた工夫をいったん整理してみたいと思います。
(以下は、現時点での16名のご投稿をまとめたものです。ここで取り上げきれていないことは次回で取り上げます!)
誹謗中傷はしない
まず、もっとも多かったのが「誹謗中傷しないこと」です。
「個人が特定できるような批判はしない」など表現は皆さん違いますが、総じて「誹謗中傷しないこと」というご意見が多かったですね。
これにつきましては、【運営ルール】書評で書いてはいけないことを皆さんが、ちゃんと読んでくださっているからだと思っておりまして、編集部としては嬉しい限りです。
ネタバレしないこと
これは本が好き!に限らずレビューを書くときに注意されているかたが多いですね。
5,6行おきの改行
こちらも本が好き!に限りませんが、ウェブ上で文章を書く際の「読みやすい工夫」ですね。改行し過ぎなのも読みにくいですが、適切な長さで開業があると、途端に読みやすくなります。
マイナーな作家を読む・ジャンル特化
これは書き方というよりは、選書の段階の話ですね。
「このジャンルや作家なら自分!」というレビュアーとしての特色を出すことを重視されている方がいらっしゃるということでしょう。
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もちろん皆さんが挙げられていた工夫点はこれだけではありません。上記内容も含めて工夫点を種類別に分けてみました。
書く内容について
- ネタバレしないこと
- 誹謗中傷はしない
- 5,6行おきの改行
- 引用を入れる
- 外部リンクを入れる
- 好きな本はべた褒め
- 採点は甘めにする
- 誉めること
- 日本語として成立するよう気を付ける
- キャッチ―なタイトル
- 適切な長さにする(1000字~1500や800字程度。逆に気にしないという方もいます)
- 適切な自分語り
- 好き嫌いについては具体的に書く
- 論説的な本については骨子をとらえるつもりで書く
- 惹かれたエピソードを盛り込む
- 文芸作品については作品のスケッチとして書く
- その本の雰囲気を伝える
- 読んだ本の良い所、魅力を一つは書く(引出す)
- できる限りウラを取る
- 必要以上に盛り込まない
- ちょうど良いあらすじを書く
- 正確な語彙
- 文章を書いて、一日は寝かす
心構えについて
- その日の気分に忠実に書く
- 自分の整理のためとして書く
- 苦手な本は好きな本より慎重に考える
- 嫌いな本には触れない
- 礼節を忘れない
- 楽しんで書く
- 文責を意識する
選書について
- ベストセラーは売りつくされた後に読む
- マイナーな作家を読む・ジャンル特化
そのほか
- レビューアップの間隔を開ける
以上。
箇条書きにできることをまとめてみました。
このほか、かもめ通信さんによるQ&Aであったり、サンペーリさんによる「自分語り」についてだったりなど、ここには取り上げきれないこともございますので、それについてはまた後日。
本記事がレビュアーのみなさんが書評を書くにあたってのご参考になれれば幸いです。
ご投稿はこちら ⇒ 「ホンノワ」テーマ: 書評の工夫を教えてください!
それではまた~