こんにちは! 本が好き!編集部の和氣です!
ショッキングなタイトルの書評に惹かれました。
「兵士とセックス」という直球のタイトルに惹かれた。第二次世界大戦下のフランスでアメリカの兵士たちは何をしたのか。ノルマンディー上陸作戦によりフランスは解放されたのか、それとも蹂躙されたのか。
第二次大戦の戦勝国たるアメリカにおいてこの本が出されたということに感嘆します。
第二次世界大戦の記憶から取りこぼされてきたことを突き付ける本書は、英雄物語への挑戦としてアメリカでは強い反応があったという。アマゾンでは「良い戦争」の記憶を書き換えるものとして感情的な反応を引き起こし、学術書として異例の数のコメントが付された。
それはそうでしょう。人はだれでも嫌なことに目を向けたくはないでしょうから。
国と国、女性と男性。そこに生じる戦争(兵士)とまぐわい(セックス)という摩擦。この大きな摩擦が生み出す様々な問題。臭いものにされる蓋。叩かれることを承知で本書を上梓した、著者の熱意と勇気に敬意を表して★五つ。
しかし、それでもこの本を出版した。allblue300さんのおっしゃるように、著者に敬意を表したいです!