こんにちは。はじめまして!今週のウィークリー書評を担当させていただく池田亮太です。
読書と、落語を見るのが趣味です。よろしくお願いします。
それではさっそく、週間人気書評ランキングいきます!
1位
”ここに描かれた清少納言は、あの「枕草子」を書いたような人物とは思えないほど奥ゆかしい。”
書籍:『はなとゆめ (単行本)』
(冲方丁/角川書店)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:30
書評掲載日:2014-04-08 06:11:54
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/212068/review/118942/
イメージとなんか違うんだよなあって感じること、ありますよね。
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1位
”登場人物と一緒に、過酷な練習に苦しくなり、熱く応援し、肩を組み一緒に応援歌を歌いたくなる、そんな超弩級の物語だった。”
書籍:『七帝柔道記』
(増田俊也/角川書店(角川グループパブリッシング))
レビュアー:はにぃさん 得票数:30
書評掲載日:2014-04-10 07:15:56
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/206263/review/119473/
何かに熱中することはとても素敵なことですね。小説の熱さが存分に伝わってきます!
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3位
”私は図書館で借りたので駆け足で読んでしまったが、手元に置いて、時々少しずつ見るのが正しい(?)鑑賞法なのかも。”
書籍:『北斎妖怪百景』
(京極夏彦/国書刊行会)
レビュアー:ぽんきちさん 得票数:28
書評掲載日:2014-04-12 08:35:26
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/95689/review/119574/
妖怪の画集。なかなかパンチ力がありそうですね…
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4位
”何が白夜かの意味が分かったとき、きっと本を取り落としそうになるだろう。”
書籍:『白夜行』
(東野圭吾/集英社)
レビュアー:たけぞうさん 得票数:27
書評掲載日:2014-04-12 00:44:05
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/2720/review/107169/
ドラマで見ていたことを書評を読んで思い出しました。世界観、ビンビン伝わってきます。
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4位
”静かに美味しさを噛みしめるのである。だって、野武士だから。”
書籍:『野武士のグルメ』
(久住昌之、土山しげる/幻冬舎)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:27
書評掲載日:2014-04-12 20:24:08
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215944/review/119445/
タイトルで野武士と聞いてピンと来なかったのですが、書評を読んで納得。哀愁漂う感じも含めて、当意即妙といった感じですね。
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4位
”心の足跡を本人の言葉で辿る本と言えよう。”
書籍:『村岡花子エッセイ集 腹心の友たちへ』
(村岡花子/河出書房新社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:27
書評掲載日:2014-04-08 06:14:40
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/216084/review/119327/
本書ではどういう心の軌跡が描かれるのでしょうか…。とても興味を惹かれます。
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7位
”そこここに海外文学好きを喜ばせる仕掛けもあって
思わず口元がほころんでしまう。”
書籍:『カモ少年と謎のペンフレンド』
…(ダニエルペナック/白水社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:26
書評掲載日:2014-04-09 12:48:37
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/24309/review/118425/
仕掛け…気になります!
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7位
”それにしても白河法皇もスケベ爺さんだが、それを書く渡辺淳一さんも相当です。
そして、それを興味津々読んでいる私も同類ってことですかね?(笑)”
書籍:『天上紅蓮』
(渡辺淳一/文藝春秋)
レビュアー:Kuraraさん 得票数:26
書評掲載日:2014-04-12 00:06:05
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/179976/review/119563/
書評を食い入るように読んでしまった、私もきっと同類なのでしょう…(笑)
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7位
”これを持って、ちょっとその当たりを歩いてみただけで、色々な発見がありそうだ。”
書籍:『カラー版 – スキマの植物図鑑』
(塚谷裕一/中央公論新社)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:26
書評掲載日:2014-04-09 22:30:29
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215857/review/119464/
ふとした時に雑草を見つめて、ほっとできるって、幸せなことだなって思います。ど根性スミレの写真もきれいで、ほっとしました~
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7位
”史実と創作の境が巧妙でそれを見分けるために気がつけば没頭していた。”
書籍:『長州シックス 夢をかなえた白熊』
(荒山徹/講談社)
レビュアー:junocoさん 得票数:26
書評掲載日:2014-04-13 01:18:49
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213674/review/119269/
歴史小説も書評も、ある事実に自分の考えや想像を足していくという意味では、同じかもしれませんね。
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11位
”予定調和が思いっきり無視されたオチに笑おう。そして一粒一粒を描き出した作者の根気と労力に、最敬礼だ。”
書籍:『いくらなんでもいくらくん (こどもプレス)』
(シゲタサヤカ/イースト・プレス)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:25
書評掲載日:2014-04-10 15:15:44
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213624/review/119489/
祐太郎さんのレビュー、面白さが存分に伝わってきます。必見です!
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11位
”それにしても、ほんとうに、何という、何というものがたりだ。”
書籍:『ドン・カズムッホ』
(マシャード・ジ・アシス/光文社)
レビュアー:b-be-bさん 得票数:25
書評掲載日:2014-04-12 01:42:36
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215566/review/119567/で
文学では、「信頼できない語り手」という手法があるそうですが、それに当たるでしょうか。b-be-b さんの分析が非常に丁寧で、これから読む方に素晴らしい導入となっています。
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11位
”あの場面この場面と思い返しているうちに
清少納言の気持ちを思って、思わず胸が痛くなってしまうのだ。”
書籍:『枕草子 (新 日本古典文学大系)』
(渡辺実/岩波書店)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:25
書評掲載日:2014-04-11 06:24:27
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215926/review/119048/
今週、三つの書評をランクインされたカモメ通信さんの書評。解説部分までの丁寧な書評に、好奇心を揺さぶられます。
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いかがだったでしょうか。こうして書評を見てみると、書評も一つの作品なんだな、と実感します。読みたい本がたくさん増えてしまいました…
ここまで読んでくださりありがとうございます!来週もお楽しみに!
いけだ