こんにちは!編集部かねがえです。
今週の書評ランキングをお知らせいたします!
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1位
書籍:『娘が語る白蓮』
(宮崎蕗苳/河出書房新社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:31
””白蓮事件”よりも劇的だった駆け落ち相手の父の生き様。
彼女が幸せになれたのは、宮崎家のユニークな家風あってこそだ。”
”龍介の父滔天は、孫文を支援し辛亥革命に関わった、破天荒で気宇壮大な男だったのである。”
なんとまあ、ドラマティックな一家なんでしょう!
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2位
書籍:『黒田官兵衛目薬伝説 目の神、鉄の神、足なえの神』
(奥沢康正、浦上宏、芝本満、神崎勝、芥田博司、宝賀寿男、長谷川博美、石瀧豊美、蒲池明弘/桃山堂)
レビュアー:はるほんさん 得票数:27
”官兵衛と目薬の関わりとは!?そして滋賀との関わりは!?←”
今や大河ドラマの主人公として時の人、黒田勘兵衛はもともと目薬屋だった!?
そして気になる滋賀との関わりは!?←(「滋賀本」といえば、はるほんさん)
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2位
書籍:『瑠璃色の石』
(津村節子/新潮社)
レビュアー:素通堂さん 得票数:27
”……なんすか、それ。ラブラブじゃないですか。”
”本書のテーマは育子(作者=津村節子)にとっての「夫(吉村昭)」と「小説」であると言えます。”
このご関係、こちらの書評で初めて知りました。
作家として名を成すお二人がどのように愛を表現し合ったのか、気になりますよね。
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2位
書籍:『貧しき人々』
(フョードル・ミハイロヴィチドストエフスキー/光文社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:27
”男女の間に交わされた往復書簡という形式で構成された、
ドストエフスキーの処女作は、貧困と愛の物語であると同時に、
文学とはなにかを問いかける物語でもある気がした。”
かもめ通信さんのドストエフスキー評、今回は処女作ですね。
”読者はとびきり興味深い「書評」を読むことになる。”
本を読み、書評を書き、書評を読む、
本が好き!関係者としては、これまたおさえておきたい一冊です。
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今週は同数2位が3名でした。
5位以降はこちらです!
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5位
書籍:『芋粥』
(芥川竜之介/)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:25
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6位
書籍:『キュンとしちゃだめですか?』
(益田ミリ/文藝春秋)
レビュアー:よみかさん 得票数:24
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6位
書籍:『大阪のおばちゃんコレクション』
(前垣和義/玄光社)
レビュアー:Kuraraさん 得票数:24
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8位
書籍:『おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想』
(ロジーナハリソン/白水社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:23
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8位
書籍:『和菓子のこよみ12ヶ月』
(平野恵理子/アスペクト)
レビュアー:薄荷さん 得票数:23
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10位
書籍:『対話篇』
(金城一紀/新潮社)
レビュアー:素通堂さん 得票数:22
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10位
書籍:『キルギスの誘拐結婚』
(林典子/日経ナショナルジオグラフィック社)
レビュアー:junocoさん 得票数:22
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10位
書籍:『貧しき人々の群』
(宮本百合子/)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:22
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10位
書籍:『いつも一緒に―犬と作家のものがたり』
(新潮文庫編集部/新潮社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:22
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10位
書籍:『油絵 わかりやすい混色教室―オリジナルカラーをつくろう (Culture series)』
(鈴木輝実/グラフィック社)
レビュアー:たけぞうさん 得票数:22
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【お知らせ】
週間人気書評ランキングの発表ですが、運営上の都合により当面、
毎週日曜日〜土曜日の集計、翌月曜日に発表とさせていただきます。
次回は変則ですが、10/16(木)〜10/25(土)の集計結果を、
10/27(月)に発表させていただきます。ご了承くださいませ。
それでは、次回もお楽しみに!
編集部 かねがえ