5月も最終週!今週も様々な作品が目白押しです!
1位
書籍:『中原中也との愛―ゆきてかへらぬ』
(長谷川泰子/角川学芸出版)
レビュアー:素通堂さん
“小林秀雄は彼女にこんなことを言ったそうです。
「あなたは中原とは思想が合い、ぼくとは気が合うのだ」と。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/47133/review/121738/
作家との恋愛は、小説よりロマンティックだったのかもしれませんね。
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2位
書籍:『ハンナ・アーレント – 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』
(矢野久美子/中央公論新社)
レビュアー:ぽんきちさん
“アーレントは思索は1人でするものだと言っている。一方で、世界とのつながりを絶つことはしていない。それは思索のための思索ではなく、世界を理解するための思索だからである。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217638/review/121756/
考えるというと自分のことばかりになってしまいがちですが、そう閉じこもってはいけませんね。
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2位
書籍:『いとみち 二の糸』
(越谷オサム/新潮社)
レビュアー:はにぃさん
“「おがえりなさいませ、ごスずん様」津軽弁のメイドさん・いとちゃんの第2弾。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/200966/review/121612/
メイド喫茶の体験記もあり、読んで楽しい書評です!
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4位
書籍:『まぐだら屋のマリア』
(原田マハ/幻冬舎)
レビュアー:はにぃさん
“「マグダラのマリア」を意識したのだろうが、マグロとタラをかけあわせて「マグダラ」って(。-_-。)”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/181805/review/121741/
途中で興ざめしたとか、二回目に読んでみたらがっかりしたとか、ありますよね。やはりタイミングなのでしょうか。
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5位
書籍:『憤死』
(綿矢りさ/河出書房新社)
レビュアー:たけぞうさん
“人間のうしろ暗いところをカラリと書いてある短篇”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/206243/review/112108/
引用された部分を読んでドキッとしました!
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5位
書籍:『大正ロマン手帖—ノスタルジック&モダンの世界 (らんぷの本)』
(石川桂子/河出書房新社)
レビュアー:Wings to flyさん
“「大正ロマン」の魅力は、レトロモダンな雰囲気と、おっとりした可愛らしさ。お茶目で屈託の無い「可愛い」世界には、責任とか自立という言葉は不似合いなのだ。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/56032/review/121694/
可愛さの原点ここにあり!
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5位
書籍:『時の娘』
(R・F・ヤング他、ジャック・フィニイ/東京創元社)
レビュアー:かもめ通信さん
“いずれの作品も甘すぎず、なかなかエレガントにまとまっていて、ロマンチックな香りも十分。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/809/review/121126/
「SF」論、共感できるところが多々ありました!自分もチープなイメージを持っています。どうしてなんでしょうね。。?
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8位
書籍:『Turtles and Tortoises』
(JohnLehrer/Bdd Promotional Book Co)
レビュアー:ぽんきちさん
“君は知っているか? 5月23日は世界カメの日!”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217597/review/121687/
なんて日だ! 亀の知識がつくこと間違いなしの書評です!
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8位
書籍:『江戸のエロスは血の香り』
(氏家幹人/朝日新聞出版)
レビュアー:風竜胆さん
“花のお江戸は、ヘンな話には事欠かない、すばらしいワンダーランドだったようだ。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/173901/review/121746/
命がけのところでツボに入ってしまいました笑
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10位
書籍:『はるかなるアフガニスタン (講談社文学の扉)』
(アンドリュー・クレメンツ/講談社)
レビュアー:かもめ通信さん
“それはそうなのだけれども……もし、アフガニスタンの子どもたちがこの物語を読んだならば、どんな感想を持つのだろうか。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/214499/review/118761/
いい話だな、で終わらせるには重すぎる現実が見えてきます。
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11位
書籍:『本とその周辺』
(武井武雄/中央公論新社)
レビュアー:素通堂さん
あなたにとっての「究極の本」はなんですか?
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217484/review/121512/
小学生のころ緑の紙の表紙がとてもきれいで、ずっと眺めていた本があったのを思い出します。
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11位
書籍:『文化系女子という生き方~「ポスト恋愛時代宣言」! ~』
(湯山玲子/大和書房)
レビュアー:Wings to flyさん
“教養を身につけるとは、己にとってこれは正しいとか果たして価値があるのかと自問自答する行為を伴う。それを繰り返せば、人生につまづいた時、辛いのは何故なのか理解し対処できる。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217498/review/121614/
今日より明日、教養を身につけている人間でありたいものです。
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13位
書籍:『世界のポスト』
(ベルンハルトM.シュミッド/ピエブックス)
レビュアー:manjyuさん
皆さん最後に手紙を書いたのはいつですか?
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217619/review/121731/
表紙にも惹かれました。こんな面白い本があるんですね!
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13位
書籍:『パタゴニア・エキスプレス』
(ルイスセプルベダ/国書刊行会)
レビュアー:かもめ通信さん
“完璧なまでの歌い上げられた「物語」に、閉じたばかりの本を、思わず胸に抱きしめてしまう、そんな1冊だった。”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/190472/review/120739/
本のパワーが伝わってくる書評でした。
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15位
書籍:『Barレモン・ハート―酒コミック (5) (アクション・コミックス)』
(/双葉社)
レビュアー:ramsさん
“これぞオヤジのコミック道”
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/217617/review/121719/
こういうbarが自然に似合う大人になりたいですな!
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来週もお楽しみに!
編集部 いけだ