1月2回目のウィークリー人気書評ランキングです。
今回も、楽しいサブカルから、己との格闘を求められるような“読書”まで、さすが本が好き会員の皆様というランキングでございました。
1位
“古本屋さんの裏側を覗いてみたら・・・ ”
書籍:『西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事』
(広瀬洋一/本の雑誌社)
レビュアー:はにぃさん 得票数:33
書評掲載日:2014-01-08 06:45:53
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213082/review/114058/
「音羽館」という古本屋さんご存知でしょうか?
普通の方はそんなこと言われても…となるでしょうが、本が好き会員さんの中には「ああ!しってる!」という方もいらっしゃるのでは。
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2位
“中身より缶!缶好き女子必見! ”
書籍:『食べておいしい、使ってたのしいかわいい缶の本』
(Yuzuko/玄光社)
レビュアー:Kuraraさん 得票数:32
書評掲載日:2014-01-07 00:10:01
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/210044/review/114053/
缶ですよ“缶”。
私すぐに思い出せるのはサバ缶くらいしかありませんが、コメント欄を見るとなんだか皆さんとっても盛り上がっております。
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3位
“もしも家康が光秀と繋がっていたとしたら───?というIF。 ”
書籍:『「本能寺」の真相』
(姉小路祐/講談社)
レビュアー:はるほんさん 得票数:27
書評掲載日:2014-01-09 07:45:33
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213146/review/114167/
本能寺の変ってこれを元ネタに色々な話が出尽くして、今となっては逆に難しい題材なのかもしれませんね。
“だが本書は歴史物ではなく、現代ミステリーとなっている。”
お、なんだか新しいアプローチ!
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4位
“パンダには筋トレが必要って知っていますか? ”
書籍:『パンダ飼育係 (単行本)』
(阿部展子/角川書店)
レビュアー:はにぃさん 得票数:27
書評掲載日:2014-01-11 07:05:04
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/210013/review/114254/
パンダの筋トレ…ダメだ、気になって仕方がない。
しかも筋トレの目的がそれですか。いや、それですよね。
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5位
“二十歳の子どもを持つ親が、読み返してみて思う事。 ”
書籍:『二十歳の原点』
(高野悦子/新潮社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:26
書評掲載日:2014-01-11 20:22:16
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/5396/review/114244/
二十歳で自ら命を絶った高野悦子の日記。
読んだときの自分の年齢、状況で受け取り方が変わっていく本ってありますよね。
特にこんな本は。
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6位
“ただ家を保つために戦う武将たちの中に、人を助けるために命を懸けた女がいた。 ”
書籍:『村上海賊の娘 上巻』
(和田竜/新潮社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:24
書評掲載日:2014-01-08 06:56:58
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/212788/review/113420/
“抜群の身体能力と長い手足、彫りの深い顔立ちの姫は、当時の美的感覚からするとひどい醜女であった。”
えぇ?! もったいない……。
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6位
“死と真剣に向き合ったとき、人は詩人になるのだろうか?チェルノブイリ原発事故を経験した10代半の子どもたちの作文を集めたこの本は、涙なくしては読めないが、泣いてばかりいてはいけないと励ましてもくれる。 ”
書籍:『新訂 子どもたちのチェルノブイリ わたしたちの涙で雪だるまが溶けた』
(葉祥明、河上雅夫/梓書院)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:23
書評掲載日:2014-01-09 06:50:51
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/212853/review/114074/
これは読むのに相当の覚悟がいる本です。
かもめ通信さんが読んでくれました。
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8位
“あたしはきっと、幸せになれるかもしれない。 ”
書籍:『りんごかもしれない』
(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)
レビュアー:sayuさん 得票数:21
書評掲載日:2014-01-08 20:17:06
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/211751/review/114159/
あなたもこの本が読みたくなる。かも知れない。
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8位
“この国、本当に大丈夫かと思ってしまいます。 ”
書籍:『アホ大学のバカ学生 グローバル人材と就活迷子のあいだ』
(石渡嶺司、山内太地/光文社)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:21
書評掲載日:2014-01-12 13:39:44
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/189299/review/114307/
私も「分数の足し算ができない“理系の”学生がいる」と聞いて本当に大丈夫かと思っておりました。
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8位
“久々に(?)ひとめ惚れをした。 ”
“ところがいざ読み始めると、これがなかなか一筋縄ではいかなかった。”
書籍:『崩れゆく絆』
(チヌアアチェベ/光文社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:20
書評掲載日:2014-01-12 14:41:47
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213153/review/114181/
これもまた、それなりの体力や経験が求められる本。
そしてまた、かもめ通信さんでございます。
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本が好き!編集部 おがた