献本書評審査について

こんにちは。本が好き!編集部の和氣です。

本日は、献本書評審査についてのご連絡です。

レビュアーさんから以下のご指摘がございました。

  • 献本書評審査が必要ないのではないか

この件に関して、本が好き!の立場を以下の通り、書かせていただきます。

本が好き!編集部としては「必要」との認識で実施しています。ふたつの観点から理由を挙げます。

ひとつは、献本であっても中立な立場から書評していただくことを大切にしているからです。

この点からすると、作品に対してネガティブな書評の場合に問題が起きやすいです。審査クリアした書評、つまり一般的には問題ないと思われる書評であっても、献本元の著者からすると許容し得ない、というケースがあります。

「あの書評は中傷に当たるから削除して欲しい」といったクレームになります。そのような場合でも掲載を担保するのに、事前に運営側で目を通していることが大切です。

もうひとつは、より多くの方から献本をいただき、より多くの方に書評してもらえるように、発展させていきたいからです。

本が好き!には、様々なタイプのレビュアーさんがいます。文章力に関係なく本の魅力を十分に伝えられる方もいます。

また、それぞれの皆さんが様々な状況下でレビューを書かれています。普段は問題なく書評されている方でも、本との相性や、ご自身の体調、置かれている状況(仕事が忙しい、身内に不幸があった)などによって、残念ながらこちらで審査の際に読んで意味が通っていない、といった場合もあります。

そのため、審査の際に基準に達しないと判断した場合には、率直に理由をお伝えして、納得していただいた場合には修正を行っていただいています。献本書評の質を担保し、著者や出版社の方が献本しやすくするためにこれは大切です。また、より多くのレビュアーの方に献本を受け取っていただくためのサポートとしても大切と思っています。

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