【本が好き!ランキング】今週1位はほっこりする翻訳絵本 マリオン・デーン・バウアー『キツネの はじめての ふゆ』(鈴木出版)!!

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こんにちは。本が好き!編集部の和氣です。

2019年3月4日~2019年3月10日の人気書評ランキングを発表します。

1位
キツネの はじめての ふゆ
書籍:キツネの はじめての ふゆ
(マリオン・デーン・バウアー/鈴木出版)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:32
書評掲載日:2019-03-04 05:45:56
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/269954/review/222961/

実を言うと時期的にはちょっと出遅れてしまったのだけれど、北国の根雪が溶けないうちにと読んでみた。 #やまねこ本

やまねこ翻訳クラブの横山和江さんの翻訳だというのでチェックはしていたのですが、あらためて実物を手にしてみるとえがかれている動物たちのかわいらしさに思わずほおがゆるみます。……続きを読む

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2位
アニマル・ファーム
書籍:アニマル・ファーム
(石ノ森章太郎、ジョージ・オーウェル/筑摩書房)
レビュアー:darklyさん 得票数:30
書評掲載日:2019-03-04 20:32:59
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/271487/review/223017/

独裁や全体主義が人々に幸福をもたらさないという教えを漫画で幅広い人に読んでもらうという素晴らしい試み。日本の漫画ブームの今、外国語に翻訳して出版してもらいたい。

ジョージ・オーウェルの名寓話「動物農場」を石森章太郎さんが漫画にした本です。ほぼ原作に忠実な内容であり、漫画の利点である視覚情報の多さを利用してアッという間に読めるにも拘わらず物語の本質を掴むことができる素晴らしい本です。書評としては原作と漫画をミックスしたようなものになります。……続きを読む

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3位
すべての、白いものたちの
書籍:すべての、白いものたちの
(ハン・ガン/河出書房新社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:29
書評掲載日:2019-03-06 06:12:54
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/273693/review/222556/

この本の魅力について、あれこれと語ることが私にはできそうにない。ただとても好きだということ以外は。
白いものについて書こうと決めた。

そんな言葉で始まるこの本には、本当に白いものが詰まっている。……続きを読む

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4位
かえりみち
書籍:かえりみち
(森洋子/トランスビュー)
レビュアー:Kuraraさん 得票数:28
書評掲載日:2019-03-06 00:12:14
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/275307/review/223129/

帰り道という大冒険!!

こどものころのかえりみちは、自分に何かを課すことが結構あった。
学校から同じ石をずっと蹴り続けて帰るとか、じゃんけんして「パーイ―ナッープール―」「グーリーコー」と大きな声を響かせながら遊歩道でぴょんぴょん跳ねまくっていた。

この絵本はそんな子供の帰り道の世界を描いている。……続きを読む

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5位
百年の孤独
書籍:百年の孤独
(ガブリエルガルシア=マルケス/新潮社)
レビュアー:efさん 得票数:27
書評掲載日:2019-03-07 06:18:10
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/97/review/223190/

濃密な……余りにも濃密な

この作品は、邦訳が出て話題になった頃読んだのですが、まったく内容を覚えておらず、また、特に面白かったという印象も残らないままになっていた作品なんです。
とは言え、名作の評価が高い作品ですし、内容をまったく覚えていないというのも気になったのでいつか読み直さなければと思っていました。……続きを読む

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5位
むこう岸
書籍:むこう岸
(安田夏菜/講談社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:27
書評掲載日:2019-03-08 06:52:41
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/272177/review/223007/

「貧乏は自己責任だという人もいるけれど…」“貧困”という重いテーマを扱ったこの物語は、中学生や高校生はもちろん、大人のあなたにもぜひに!とお薦めしたい1冊。“貧困の連鎖”を断ち切るためにも。

両親の期待を背負い必死に勉強をして、中高一貫の有名な進学校に合格した山之内和真は、勉強について行くことができずに、中学三年になって公立中学への転校を余儀なくされた。……続きを読む

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7位
ある男
書籍:ある男
(平野啓一郎/文藝春秋)
レビュアー:rodolfo1さん 得票数:26
書評掲載日:2019-03-08 11:27:24
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/269810/review/223174/

宮崎県である男が仕事中に事故で死ぬ。実はその男は、触れ込み通りの男ではなかった。在日三世の弁護士城戸は、その男の実態に迫り、自らの人生への葛藤を伴いながら、結果驚くべき事実に遭遇する。

平野啓一郎作「ある男」を読みました。

冒頭は平野先生と覚しい小説家が、城戸という弁護士とバーで知り合うところから始まります。彼の語る名前と経歴は全て実は嘘でした。相手が小説家であると知った城戸はその嘘を謝ります。自分は他人の傷を生きることで自分自身を保っている、と言います。実はこの小説の登場人物はほとんどがこの調子です。いつも別の自分が存在するのです。……続きを読む

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7位
オーディンの末裔
書籍:オーディンの末裔
(ハラルト・ギルバース/集英社)
レビュアー:星落秋風五丈原さん 得票数:26
書評掲載日:2019-03-06 06:33:36
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/240706/review/219727/

北上次郎氏に「黙っていればあともう少しでベルリンは陥落するんだし、もういいじゃん」と言われながら 頑張るユダヤ人元刑事

不都合な真実を知ってしまったために、死を偽装して名前を変えて、ナチスに見つからないよう生きるオッペンハイマーと絡むのは、友人の医師ヒルデだ。ナチスドイツへの過激な発言も辞さない彼女の結婚相手がバリバリのナチ親衛隊の医師ハウザーというのも意外な取り合わせだが、今回は死の天使がやっていたような実験にも携わってきた彼のせいでヒルデが逮捕されてしまう。……続きを読む

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9位
この嘘がばれないうちに
書籍:この嘘がばれないうちに
(川口俊和/サンマーク出版)
レビュアー:波津雪希さん 得票数:24
書評掲載日:2019-03-06 20:46:13
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/254980/review/223175/

『コーヒーが冷めないうちに』の続編です。 ちょっとだけ謎が解明されます。

『コーヒーが冷めないうちに』から約7年後の喫茶『フニクリフニクラ』の描いた『この嘘がばれないうちに』。

『コーヒーが冷めないうちに』での謎が、少し明らかになりました、過去に戻れる席に居る先客は、時田ミキの一言で明らかになりました。幽霊の名前は要さん。……続きを読む

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9位
ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館
書籍:ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館
(高原英理/講談社)
レビュアー:薄荷さん 得票数:24
書評掲載日:2019-03-04 08:04:30
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/275268/review/223052/

「少女」という純粋にして官能的ベールを捲れば、繰り広げられるのは綺麗で残虐な物語。

ガチョウに乗ったおばあさんは言うのです。
男の子はカエルとカタツムリと仔犬のしっぽでできてるけど、女の子はお砂糖とスパイスといろんなステキでできてる、と。……続きを読む

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