「本が好き!」週間人気書評ランキングTOP10(3/25~3/31)

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この世の中で、ねこほど愛され、語られ、ネタにされる生き物は他にありません。
ねこについて書いてあれば良いのです。
「吾輩は猫である」がいい例です。

1位
“素晴らしい。町田氏は正しい。
それぞ猫 と 人 間 に お け る 主 従 関 係 の在り方だ。
猫にかまけて
書籍:猫にかまけて
(町田康/講談社)
レビュアー:はるほんさん 得票数:31
書評掲載日:2014-03-27 20:27:03
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/32573/review/118630/

ネコ科は肉食で強いですからね。
飼い猫と戯れているうちに本気で怒らせてしまって三途の川を見た、という話もよく聞きます。
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2位
“本を閉じたとき、回想シーンで始まる一本の長編映画を見終えたような気がした。始まりはスカートをはためかせて、坂道を自転車で下る女性。イメージはそう。フランソワ・トリュフォー監督の『あこがれ』のような。”
いにしえの光
書籍:いにしえの光
(ジョンバンヴィル/新潮社)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:30
書評掲載日:2014-03-25 06:39:24
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/214953/review/117548/

十代の頃の淡い思い出ですね。わかります。ありますよ、そういうの。
でもリアルに思い出してしまうと、あぁぁぁって。アァァァァァ!って。なります。
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3位
“おそらく詩人は、一文字に幾つもの意味をこめて言葉を選ぶのだろう。読み手である私は力不足で、その思いのすべてを受け止めることはできないが、思いのかけらをひろうことで、詩人の心に寄り添いたい。”
詩集 牢屋の鼠
書籍:詩集 牢屋の鼠
(劉暁波/書肆侃侃房)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:27
書評掲載日:2014-03-28 08:48:08
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215421/review/118507/

愛と言論と詩。
3つ揃うとたまらなくなります。
水飴のなかを泳がされているように。
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3位
“こよなく愛した小トリアノン宮の庭園は、彼女を支えると同時に破滅させた。悲劇の王妃の生涯を、植物との関わりから描く。”
マリー・アントワネットの植物誌: ヴェルサイユ宮殿 秘密の花園
書籍:マリー・アントワネットの植物誌: ヴェルサイユ宮殿 秘密の花園
(エリザベット・ド・フェドー/原書房)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:27
書評掲載日:2014-03-26 17:53:39
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215678/review/118602/


椿はひらく。梅はほころぶ。桜はさく。
椿はおちる。梅はこぼれる。桜はちる。

確かに、マリー・アントワネットは椿って感じだなぁ。
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3位
“天使の声と呼ばれた楽器・アルモニカ。いつしかそれはアルモニカ・ディアボリカ(悪魔の楽器)と噂されるようになった。「開かせていただき光栄です」から5年、18世紀の英国に天使が舞い、悪魔の楽器が鳴り響く!”
アルモニカ・ディアボリカ
書籍:アルモニカ・ディアボリカ
(皆川博子/早川書房)
レビュアー:はにぃさん 得票数:27
書評掲載日:2014-03-26 06:58:06
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213019/review/118555/

この手の本は、最初にファンが付いてしまうとなかなか作風を変えられなかったり、続編から読むとつまらなかったりと、著者も苦労するのだと思います。
どうやら、皆川博子さんはその辺スパッとやったことなのでしょう。
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6位
“電車の中で大勢の人が眠っているのは、日本人にとっては見慣れた光景ですが、オーストリア生まれの著者にとっては奇妙にうつったようです。欧米人の人前で眠ることに対する考え方の違いはもちろんあるでしょうが、海外の多くの国において、電車などの公共交通機関で眠るのはやはり危険なのでしょう。”
世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった!
書籍:世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった!
(ブリギッテ・シテーガ/阪急コミュニケーションズ)
レビュアー:梅里松庵さん 得票数:26
書評掲載日:2014-03-30 13:49:47
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/207896/review/108595/

電車も学校も、なんであんなに良く眠れるんでしょうか。
いや、自分がどこでもよく眠れるだけか。
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6位
“上から目線を徹底的に叩きのめす。”
何者
書籍:何者
(朝井リョウ/新潮社)
レビュアー:たけぞうさん 得票数:26
書評掲載日:2014-03-25 06:51:05
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/203065/review/116581/

人の、どんなところを、どう描くか。これが明確な小説は、読んで伝わるものも強いのかもしれませんね。
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6位
“あの鳥は何だ! 全力で答えてくれる本です。”
“やー、山と川に行きたくなっちゃいますよ、ホント。”
♪鳥くんの比べて識別! 野鳥図鑑670
書籍:♪鳥くんの比べて識別! 野鳥図鑑670
(永井真人(♪鳥くん)/文一総合出版)
レビュアー:たけぞうさん 得票数:26
書評掲載日:2014-03-27 21:48:16
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215707/review/118606/

ぎょぎょっ!!!
じゃなかった。あれはさかな君だ。
著者は「鳥くん」ですよ。ご存知でしたか。
ぴよぴよ!!
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6位
“主人公はイカれた男と薄汚れた犬。ひいき目に見ても冴えない主従である。
中年の主人は死にかけている。犬に新しい主人を見つけてやろうと思いついたのが高校の先生だったミセス・スワンソン。彼女が今住むはずであるボルチモア目指して、主従は徒歩の旅に出る。”
ティンブクトゥ
書籍:ティンブクトゥ
(ポール・オースター/新潮社)
レビュアー:ぽんきちさん 得票数:26
書評掲載日:2014-03-28 10:31:55
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/10/review/118760/

“イカれて”いても、犬は、犬だけは普通に接してくれますから。
どうもネコはその辺わかっているようで、なんだか避けられている気がしますが、どうなのでしょうか?
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10位
“なんという、エロスとタナトスのせめぎ合い。”
桜の樹の下には
書籍:桜の樹の下には
(梶井基次郎/)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:25
書評掲載日:2014-03-29 11:43:06
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/207230/review/118814/

風竜胆さんの書評には、いろいろな分野の知識が散りばめられているんですよね。毎回。
たまに変わった書評もありますが…。
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10位
“短編とエッセイは幸せな化学変化を起こす。合わせて読めば夢心地。”
小川洋子の陶酔短篇箱
書籍:小川洋子の陶酔短篇箱
(小川洋子/河出書房新社)
レビュアー:Wings to flyさん 得票数:25
書評掲載日:2014-03-28 05:56:52
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/213705/review/118708/

アンソロジー、といえばいくらでも作品はありますが、
“合わせて読めば夢心地”とまで言わせるならば、読んでみようかなと。
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10位
“えっ! 浅見光彦が33歳じゃない!? ”
ぼくが探偵だった夏
書籍:ぼくが探偵だった夏
(内田康夫/講談社)
レビュアー:風竜胆さん 得票数:25
書評掲載日:2014-03-27 18:55:09
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215717/review/118701/

ええっ!33歳じゃない!?
すみません。パクってしまいました。
ただほんとに、このキャッチコピーでこの書評読みたくなってしまったのです。
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10位
“北京も秋も全く関係がないというのにこのタイトル。わからなくていい。わからないからよいと思える不条理な世界。好きだなあ~こういうの。”
ボリス・ヴィアン全集〈4〉北京の秋
書籍:ボリス・ヴィアン全集〈4〉北京の秋
(ボリス・ヴィアン/早川書房)
レビュアー:かもめ通信さん 得票数:25
書評掲載日:2014-03-27 05:42:27
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/185567/review/118363/

“なぜだか乗れない路線バス
 高熱を出す椅子
 身をよじる受話器”
これは、星新一とはまた違った雰囲気の「良い短編」の匂いがプンプンします。
いやむしろ同じテーマで星新一が書いたものと読み比べたいと思ったり…。
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10位
“フランス文学の手引きとなる1冊。助かります!”
職業別 パリ風俗
書籍:職業別 パリ風俗
(鹿島茂/白水社)
レビュアー:Kuraraさん 得票数:25
書評掲載日:2014-03-28 00:36:28
書評URL:http://www.honzuki.jp/book/215756/review/118705/

この本を読むと、他の本の読み方が深まる。
そんな本があることを当たり前に知っていて、自分で探して読む方がいるのですね。
ビジネス書やら歴史ものならば話はわかりやすいのですが、そうではないのです。
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編集部 おがた

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